ブリヂストンというブランドを、もっと身近に
ブリヂストンが今年8月にリリースしたiPhoneアプリ「Drive Link」は、ドライブで撮影した写真にコメントや位置情報を加えて動画にまとめ、SNSで共有することができるソーシャルムービーアプリ。タイヤメーカーとしてドライブを足元から支えるブリヂストンの新たな取り組みについて、ブランド推進部宣伝課の山本ひとみ氏に聞いた。
「ご存知のとおり、ブリヂストンの主力事業はタイヤです。乗用車、トラック、バス、二輪車から航空機まで、さまざまなタイヤを提供しています。また、タイヤの技術を活かして、工業資材、産業資材、自動車部品などの化工品事業も展開しています。
一般の方にとってタイヤに触れる機会といえば、パンクしたときなどタイヤ交換のタイミングで、どのメーカーにしようかなとお考えになるくらい。でも、タイヤは皆様のカーライフを支えている存在。ふだんから身近に感じていただきたいと思い、カーライフをよりリッチにするようなアプリを提供しています。」
2010年から毎年1本ずつアプリを発表
第一弾のiPadアプリは、2010年の「DRIVE to... by BRIDGESTONE」。当時リリースされたばかりのiPadを使う、情報感度の高いイノベーター層の人たちにアプローチし、同社の取り組みを認知してほしいというねらいがあった。文筆家 甲斐みのり、ミュージシャン Caravanなどの著名人が関東近郊のドライブルートを紹介。男女問わず利用できるドライブガイドとなっている。
2011年にリリースされた2本目のアプリは、スマートフォン向けの音楽アプリ『Drive DJ』。山本氏は「音楽という多くの方が楽しめる切り口でアプローチすることで、ドライブをより楽しくするツールを提供したいと思いました」と語る。音楽を提供したVERBAL氏自身もドライブが大好きということで、「ドライブ・ミュージック」というコンセプトを楽しみながら楽曲プロデュースに取り組んだ。