Instagramを使った素敵なプロモーション事例
そんなわけで、Instagramを活用したプロモーション事例をいくつか紹介しようかと。またInstagram関連のツールなんかも最後に紹介するよ。
「ALDO」が本人サイズの靴をプレゼント
人が写真を撮るのはオフライン。最終的にはオンラインで共有される写真だけれど、オフラインをうまく絡めたキャンペーンを実施したのがALDO。街中にベルを設置。そこで、自分がいま履いている靴の写真を撮り、#ALDOというハッシュタグと靴のサイズと一緒に投稿して、と案内。Instagramに写真を投稿してベルを鳴らすと、その人のもとに彼女サイズのALDOの靴が届く。イスラエルで行われたこの企画、Instagram上のLikeやコメントなどのインタラクション数は80万回、ベルは457回鳴らされたそう。
Ford Fiestaの「機能」をプロモーションするための写真コンペ
Fordが行ったキャンペーンの目的は、Fiestaの革新的な新機能の認知度を高めること。Instagramで、一週間ごとに写真コンペ「#Fiestagram」を開催。#Shape、#Music、#StartingなどFiestaの特徴を表す写真を、#Fiestagramというハッシュタグとともに投稿すると、写真が全部Ford FiestaのFacebookページに収集される仕組みになっている。Instagramに投稿した写真を同時にTwitterやFacebookで共有するユーザも多いから、友達の友達にまで広がっていった。
集まった写真はビルボードに表示したり、ギャラリーに展示するといった形でも活用。投稿された写真の数は16,000枚。Facebookページのファン数は120,000人増加。キャンペーンがメディアに取り上げられたことで、Ford Fiestaの機能訴求をすることにもつながった。
独自フィルターを提供し、愛をテーマにした写真を募ったTiffany
自分が撮った写真にレトロ、ブラック&ホワイトなどおしゃれなフィルターがかけられるInstagram。Tiffanyは、「Tiffany blue」、「peach」、「Black and White」の3種の独自フィルターを提供。自分と恋人の写真を撮ってTiffany独自のフィルターをかけ、ハッシュタグ#TrueLovePicturesとともに投稿してもらう。投稿された写真は、ティファニーのWhat Makes Love Trueというウェブサイトに掲載される。思わず笑顔になってしまうような写真が集まっていて、Tiffanyがもっと素敵なブランドに感じられる。

ニューヨークSohoのレストランなら、もうメニュー選びで迷わない?
Sohoにあるラテンアメリカのレストランが展開したのは、「Instagram Menu」。レストランのメニューを写真に撮って、#comodomenuというハッシュタグで投稿してもらう。そこにアクセスすれば、色んな人が撮った実際の料理の写真がチェックできちゃう。何を食べるか迷った人への参考にもなるし、タイムラインに流れてきた美味しそうな料理を見て来訪する人も増えるかも。このキャンペーンはMarkezineの別の記事に詳しく書いてあるのでどうぞ。わたしもInstagramに流れてきた料理の写真で行ってみたいお店を見つけたりする。飲食店もぜひもっと活用したらいいね。