その他の百度広告
百度には、リスティング広告以外にも効果的にリーチできる広告があります。
コンテンツマッチ広告
約35万サイト以上の専門サイトに、テキスト広告やバナー広告を掲載することができます。コンテンツマッチ広告はリスティング広告同様クリック型課金広告なので、広告がクリックされたときのみに広告費用が発生します。
この広告の特徴はネットワークサイトの多さです。中国では日本と比較してニッチな専門サイトの数が非常に多くあり、このネットワーク全体で1日で80億ものページビュー、1.2億人のユニークユーザーにリーチが可能となります。
ターゲティング広告
ユーザーが検索を行った際の検索履歴をもとに、ユーザーの興味を認識し、ターゲットを絞って広告配信を行う手法です。
たとえば、あるユーザーが「日本旅行」とキーワードで検索を行うと、一定期間、そのユーザーが百度のほかのページを閲覧した際に「日本旅行」の広告が表示される、といった具合です。
この広告の特徴としては、初回検索時にユーザーがサービスや商品を購入しなくても、その後一定の期間に百度内で広告が表示されるために、サイトに流入する確率が向上します。
また、クリック単価が3元(日本円で36~45円)と固定されており、事前に目標クリックに対するコストを確定することができます。
ブランドリンク広告
ユーザーが、企業名や特定のサービス名などブランドに関するキーワードを検索した際に表示される広告です。検索結果上部の大部分を占める広告で、非常に高いCTR(クリック率)が期待できます。ブランドリンク広告はテキストだけではなく画像の挿入も可能です。注意点としては、ブランドと関係しないような一般名詞等は出稿できないのでご注意ください。
中国に広告を出稿する際の注意点 地域のターゲットを明確に!
中国の広告出稿は、特に地域を考慮して戦略を立てる必要があります。ひとくちに中国といっても、沿岸部と内陸部で言葉の違いや生活スタイルに大きな違いがあります。
ターゲットを明確にして地域の設定を行わないと、無駄な広告投資になってしまう場合がありますので気をつけましょう。
本記事は、バイドゥ株式会社 高橋大介さんのご協力を得て執筆しました。高橋さん、ご協力ありがとうございました。
