ジャストシステムは、「移動中の買い物に関する調査」を実施した。
鉄道を利用した通勤や通学の際に、乗換駅などの施設で「週に5日以上買い物している」人は22.6%。「週に3日以上」まで含めると合計で40.0%いることがわかり、通勤・通学ルート上で消費活動が頻繁に行われていることが明らかに。
よく買い物をする施設を聞いたところ、最もよく利用する施設は「駅ビル(改札外)にある「店舗」(61.8%)、続いて「駅ナカ(改札内)にある店舗」(22.6%)、「駅売店(改札外)」(7.3%)、「駅売店(改札内)」(5.5%)、「駅売店(ホーム)」(2.8%)であった。
1回あたりの平均的な買い物金額を聞いたところ、「2,000円以上」と回答した人は36.7%もいることがわかった。
また、目的地への移動中や帰宅途中に、スマートフォンより得た情報により、予定を変えて商業施設へ立ち寄った経験があるか聞いたところ、48.1%の人が「ある」と回答。スマートフォンから得た情報が予定外の行動を促していると言えるだろう。
乗降駅や乗換駅などの施設で買い物をする際、最もよく利用する決済手段について聞いたところ、「現金(54.1%)」「クレジットカード(24.3%)」「Suicaなどの電子マネー(17.6%)」「モバイルSuicaなどのおサイフケータイ型電子マネー(3.6%)」となった。そのうち「電子マネー」を選択した人に、電子マネーを利用するようになって乗降駅などでの購買頻度について聞いたところ、63.7%の人が増えたと回答した。
【調査概要】
調査期間:2012年10月31日~11月2日
調査対象:東京都内へ鉄道で週5日以上通勤・通学している15~49歳の男女
有効回答数:1,000
調査方法:Fastaskでのアンケート調査
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