プレスリリースは、企業がメディア関係者向けに発表する「報道用資料」。プレスリリースのネット配信サービス「PR TIMES」は、近年、プレスリリースメディア関係者のみならず情報感度が高い生活者もプレスリリースに注目していることを受けて、サイトをリニューアルした。
PR TIMESで配信されるプレスリリースは、現在メディア記者が閲覧するだけでなく、プレスリリースが数百を超えてツイートされ、検索エンジン経由のアクセスが増大している。TwitterやFacebookからの流入数もここ数年増加しており、プレスリリースはソーシャルメディアでも共有対象のコンテンツとして受け入れられているようだ。
今回のリニューアルでは、こうした状況を踏まえて、注目度の高いプレスリリースを表示する「注目のプレスリリース」、写真や画像をフックに並べた「プレスリリース画像一覧」、動画付きプレスリリースを掲載する「映像ギャラリー」を新設。あわせてFacebook、Twitterで話題になっているプレスリリースをサイトトップページに表示する。
また、 配信されたプレスリリースの情報価値を「注目度」として算定し、サイトトップページ「注目のプレスリリース」へ掲載。訪問者の閲覧履歴から「関連プレスリリース」・「同ジャンルの企業」・「よく見るカテゴリ」をレコメンド表示させる機能を新たに搭載している。そのほかにも、プレスリリース本文中の文字を、太字、下線、見出しにより装飾する機能、効果測定の機能強化など、次世代のプレスリリース配信サイトとして全面的に機能強化を行っている。
【関連記事】
・PR TIMES、プレスリリース配信サービス利用企業が4000社を突破
・Jリスティング、韓国でプレスリリース配信支援サービス
・「プレスリリース3分作成ツール」がパワーアップ
・「@Press」で、プレスリリース配信時に企業サイトも自動更新するサービス
・News2u、お手本となるプレスリリースを毎月表彰