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統括編集長インタビュー

シャオミーを創立した“中国のスティーブ・ジョブズ”雷軍(レイ・ジュン)氏も登壇 躍進する中国モバイルインターネット最新動向


 GWCが主催するアジア最大級のモバイルインターネットイベント「GMIC」が米国時間10月19日、20日に米カリフォルニア州サンノゼ市のSan Jose McEnery Convention Centerで、「GMIC SV(シリコンバレー)」として開催された。

アジア最大級のモバイルインターネットイベント

 GMIC(グローバル・モバイル・インターネット・カンファレンス)は、モバイルインターネットをテーマにしたイベント。ビジネスマッチングサービスやPR企画の立案・実施・運営を提供している、GWC(Great Wall Club)が主催し2009年から毎年北京で開催されている。今年の5月に開催されたGMIC2012 北京では32か国から5,000名以上が参加しており、イベント規模はアジア最大級となっている。

 GMICシリコンバレーでは、中国のスマートフォンメーカー「小米」(シャオミー)の創立者でありフォーブス誌から「中国のスティーブ・ジョブズ」と命名された雷軍(レイ・ジュン)氏、米フェイスブック バイスプレジデントのヴォーン·スミス氏、米グーグル ウォレット&ペイメント部門副社長のオサマ・ベディエ氏など、モバイルインターネット業界をリードする企業のキーマンたちが集結。またスタートアップ企業によるプレゼンコンテスト「G-STARTUP」も開催されるなど、会場は多くの来場者がにぎわった。主催者発表によると、GMICシリコンバレーには、アメリカ、中国およびアジアパシフィックの地域を中心に約40か国、5,000名以上の参加申し込みがあったという。

 初日のキーノートに登場したのは雷軍氏だ。小米の創立者である雷軍氏は中国大手ECサイト・卓越(現在はアマゾンに買収されている)の創業者でもあるが、一方でエンジェル投資家としての顔も持つ。2010年4月に小米を創立し、スマートフォンの開発に着手。

 小米は、「価格はアイフォンの半値程度」「ネット上でオーダーメイド方式での販売」「実店舗を持たない」「中国版ツイッターと呼ばれている、微博(ウェイボー)を中心にしたネット上でのプロモーション」というビジネスモデルで事業を展開。2011年に販売された機種には、わずか数分で数十万台の予約が殺到するなど、中国では同社の動向に非常に注目が集まっている状況だ。キーノートはモデレーターの質問に対して雷軍氏が回答する一問一答形式のスタイルで進行。「中国のジョブズ」が予想するモバイル・インターネットのこれからについてが語られた。

雷軍(レイ・ジュン)氏
雷軍(レイ・ジュン)氏

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この記事の著者

押久保 剛(編集部)(オシクボ タケシ)

メディア編集部門 執行役員 / 統括編集長

立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、2006年スタートの『MarkeZine(マーケジン)』立ち上げに参画。2011年4月にMarkeZineの3代目編集長、2019年4月よりメディア部門 メディア編集部...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2013/06/06 08:55 https://markezine.jp/article/detail/16768

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