ResearchInChinaが発行した報告書「Research on Global Top 50 Game Companies, 2012(世界のゲーム企業上位50社の分析)」によると、2012年第2四半期の世界のゲーム企業売上げ上位50社のうち、日本企業は13社ランクイン。そして中国企業(11社)、米国企業(10社)、韓国企業(9社)、欧州企業(5社)、台湾企業(2社)と続く。
世界経済において緩やかな回復傾向にあるものの、欧州の不安定な経済状況により未だ厳しい状況にある。エンターテイメント産業においても、個人消費は弱く、今後の展望にも懸念が残る。
ゲーム及びゲーム機器のビジネル環境は非常に競争が激しい業界であり、商品のライフサイクルも速く、頻繁に新商品や新技術の導入も進む。今後は、スマートフォンやタブレットPCの普及、ソーシャルネットワーキングサイトへの人気上昇により、ゲームソフトウエアの提供において多様化が見込まれ、幅広い顧客獲得の機会増加が期待できる。
当レポートはグローバルインフォメーションが販売。世界のゲーム企業の売上高ベースでランキングし、各企業の企業概要、製品の販売動向、事業の見通しなどについてプロファイル情報がまとめられている。
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