いざ実践!タグマネジメントをやってみよう
ではさっそく、実践していきましょう。たとえば、アクセス解析のために「Googleアナリティクス」を、リスティング広告のために「Google AdWords」を現在Webサイトで利用しているとします。そしてGoogleアナリティクスは「『全ページ』に『基本計測タグ』」と「『購入完了ページ』に『eコマースタグ』」を、Google AdWordsは「『特定の製品詳細ページ』に『リマーケティングタグ』」を埋め込んでいた場合、情報をまとめると以下のようになります。

資料としてまとまったら、あとはタグに変更や追加、削除などがあった時に忘れずに更新するだけです。必要であれば「このタグを変更や削除するにはこの人(部署)に連絡しなければならない」などを加えてもいいと思います。
このように1つの資料として情報がまとまっていれば「あのタグどこに埋め込んでいるっけ?」という時も把握しやすいですね。これで毎回毎回、担当者に質問したり、探すために実際のWebページを開いていちいちHTMLを確認して回る苦労からも解放されます。また把握の敷居が下がると言うことは、見落としなどのイージーミスも減らせるでしょう。
なおタグマネジメントというのは先に述べた通り「タグを管理しよう」という考え方を指しますので、ここで紹介する方法はあくまで一例として参考にしてみてください。要はやりやすい方法で管理できればいいのです。