従来のリターゲティング広告は、サイト訪問時に付与するCookieをベースにターゲティングを行う必要があるため、 ユーザーのターゲティングに制限が生まれ、広告費の無駄が発生する課題を抱えていた。ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は、この課題を解決するために、ブレインパッド社と共同で「Rtoaster Ads」を開発し、運用を開始した。
「Rtoaster Ads」によって、GDOが保有する顧客属性情報(性別、年代、会員ランク等)とWebサイト上の行動情報、 および天候やソーシャルデータといった外部の情報を組み合わせることで、これまで実現できなかった、 ユーザーごとにパーソナライズ化したより精度の高い広告を配信することで、広告配信効果の向上が可能となる。
事前に行なわれたテストマーケティングでは、従来のマーケティング・アプローチと比較して、コンバージョン率で約8倍の高い効果をあげることができたという。
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