グーグルは現在、同社のブラウザ「Chrome」のアドレスバー(omni box)で検索を行った場合、グーグルにログインしているユーザーに限って、その通信をSSLで暗号化している。今回の発表によると、現在開発中のブラウザ「Chrome 25」では、グーグルにログインしていないユーザーでも通信が暗号化される。これによって、サイト来訪者の検索キーワードを取得することは不可能になる。
昨年7月、MarkeZineでは「どうする?『キーワードが取れない問題』、変化を迫られるアクセス解析」と題して、Webアナリストの清水 誠氏と小川 卓氏との対談をお届けしたが、検索キーワードが取れなくなることへの懸念とともに、検索キーワードが取れない時代におけるWebアクセス解析についても語られ、示唆に富んでいる。興味のある方は一読されたい。
【関連記事】
・SSLとは
・Google、キーワードや検索結果を第三者に傍受されない、セキュアな検索サービスを提供
・グーグルの中国撤退後、百度・捜狗のユーザー数が増加
・Google、Gmailに通信を暗号化するHTTPSを採用
・新社会人の半数以上が、自分の情報セキュリティ意識・スキルに不安