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LINEマーケティング活用企業特集

LINEマーケティングはO2O施策に直結するか?1か月で300万人へリーチできるメディアを育てたH.I.S.の戦略【第4弾:エイチ・アイ・エス】

 今回はリーズナブル、学生に人気といった印象が強い、エイチ・アイ・エスの関東ツアー事業部 IT戦略グループ Web制作チーム 石原道啓氏にLINE活用についてお話しをうかがった。LINEを卒業旅行をはじめ、若者層の顧客獲得を目的に活用している同社の施策に迫る。(バックナンバーはこちら)

新たなメディアチャネルを考えた際に、LINEという選択肢が浮かび上がった

 今回、お話をうかがったエイチ・アイ・エス 石原道啓氏は、パッケージツアーのホームページ作成・運営管理に従事している。その傍ら、パッケージツアーの訴求を目的に、IT部門の新しいメディアチャネルの開拓や、それらを利用したキャンペーン施策などにチャレンジしている。

株式会社エイチ・アイ・エス 関東ツアー事業部 IT戦略グループ Web制作チーム 石原道啓氏

 「パッケージツアーの訴求が目的の事業部であり、ホームページ以外のチャネルでの情報露出を考えた際に、LINEという選択肢がでてきた。LINEユーザーも増えてきている中で、お客様に情報を届け、パッケージツアーの販促に繋げるという目的でLINEマーケティング活用に取り組んだ」(石原氏)

今、一番若者が利用しているメディアを押さえる

 エイチ・アイ・エスは2012年9月18日にLINEに公式アカウントを開設。その後、2012年10月23日~2012年11月19日の期間、同社の公式アカウント登録者向けにLINEキャラクターと同社のコラボスタンプを提供した。 

 LINEの活用に取り組んだ経緯をたずねたところ、「もともと、我々もLINEに注目していた。すでにローソンなどの企業はLINEの活用を始めていたので、弊社も将来性のあるメディアに乗り遅れないように、スピードをもって対応しなければと思った」と石原氏は語る。

 今回のエイチ・アイ・エスのLINE施策の目的は、すでに同社が強いマーケットである、若者の顧客基盤のさらなる強化であった。

 「シニアマーケットの台頭に対応する一方で、これまでエイチ・アイ・エスが強みとしてきた若者層に対するアプローチは継続していかなくてはいけない。そこで今後、一番若者が使うことになるであろうメディアを活用するというところでLINEに注目した」(石原氏)

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この記事の著者

安成 蓉子(編集部)(ヤスナリ ヨウコ)

MarkeZine編集部 編集長
1985年山口県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。専門商社で営業を経験し、2012年株式会社翔泳社に入社。マーケティング専門メディア『MarkeZine』の編集・企画・運営に携わる。2016年、雑誌『MarkeZine』を創刊し、サブスクリプション事業を開始。編集業務と並行して、デジタル時代に適した出版社・ウェブメディアの新ビジネスモデル構築に取り組んでいる。2019年4月、編集長就任。プライベートでは2児の母。

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/02/15 10:00 https://markezine.jp/article/detail/17137

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