今回は「相関係数行列」と「固有値と固有ベクトルの求めかた」をやります
主成分分析シリーズ、第3回。前回は、データを基準化するところを学習しました。今回は、手順2「相関係数行列」と手順3「固有値と固有ベクトルの求めかた」をお伝えします。
復習すると、主成分分析とは、情報の損失をなるべく少なくしながら、より少ない変数でデータの特色をつかむことができるように新しい変数(合成変数)を作り出す分析のこと、手順1のデータの基準化は、単位などが揃っていない場合も共通のモノサシできるようにすることでした。
1.変数の単位を揃えるためにデータを基準化する
2.基準化したデータの相関係数行列を求める
3.相関係数行列の固有値を固有ベクトルを求める
4.分析結果の精度を確かめる
5.主成分得点を求め、散布図を描く
まずは相関係数行列から求めていきましょう。
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