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レンタルサーバー徹底活用ガイド

業界の雄が考える次の一手とは?~リリース間近!「nonstop-VPS」に迫る~


1996年のサービススタート以来、専用サーバのコンセプトリーダーとして「AT-LINK専用サーバ・サービス」(以下、「at+link」)を展開する株式会社リンク。at+linkは高信頼、高性能、24時間監視の手厚いサポートがビジネスユーザーに高く評価され、2500社・7700台以上の利用実績を誇る。さらに、今年12月には、より上位のユーザーに向けて可用性をさらに高めるVPSサービスを開始予定だ。ビジネスユーザーに強く支持される専用サーバサービスの姿について聞いた。

ニーズを先取りした新サービスを次々に提供

 専用レンタルサーバを活用するユーザーの多くは、とりわけスピードが要求される環境でビジネスを展開していることが多いため、サービスに対する要求も高くシビアだ。また、共用サーバに対し、専用サーバのサービスを利用するユーザーは自在性や拡張性を求めるため、ユーザー・ニーズへの早い対応が必須となる。

 もし、新機能などへの対応が遅れれば、他社に乗り換えられてしまうこともある。だが、専用サーバ事業者でも、複数サーバによるシステム構成を認めていないところもあるなど、詳しく比較すると自由度に制限がある場合も少なくない。これに対してat+linkでは、自社サーバを購入してデータセンターに設置する場合と同等のフルカストマイズ対応を実現している。加えて、IPフォンサービス「BIZTEL」 、Click2Callサービス「ウェブ電話」 といったニーズ先取り型新サービスも次々にラインアップしてきた。

 at+linkは、広告制作会社であるリンクと、PC/AT互換機メーカーであるエーティーワークスが業務提携して1996年の11月にスタートした専用レンタルサーバサービス。以来、専用レンタルサーバ市場のコンセプトリーダー、プライスリーダーとして常に業界をリードしてきた。サービス開始から10年を経た現在の契約数は2500社・7700台以上と専用レンタルサーバ分野で最多の実績を誇る。

 また、ユーザーの規模も、SOHOから中小企業、大企業、官公庁とさまざまで、利用形態も企業のメールサーバ、ウェブサーバから、月間で数億円を売り上げるオンラインショップやモバイルビジネスなど多岐に及んでいる。このように幅広いユーザーから支持を集める理由は、利用形態に拘束を設けず、いち早くユーザーのリクエストに対応するサービスを実現しながら、低い月間利用料(19,950円~)を維持していることにもよる。

 さらに、安定運用に不可欠なサポート能力の高さと充実が、何よりビジネスユーザーに強く支持されている。セキュリティ面でも、2007年6月8日付でISMS認証からISO/IEC 27001:2005認証への移行を完了している。「at+linkがリリースするオプションサービスやキャンペーンは、いずれも次にユーザーが必要とするものは何かを考える姿勢から生まれたものです」(代表取締役社長・岡田元治氏)と強調するように、こうしたユーザー本位のサービス提供と徹底したサポートこそ、at+linkの付加価値であり、その真髄といえるだろう。

価格以上の価値を実現

 at+linkが提供するサービスのなかで特徴的なものの一つが、通常であれば年間利用料が10万円近くかかるサーバOS「Red Hat Enterprise Linux(以下、RHEL)」の無償提供だろう。at+linkではRed Hat Linuxの豊富な導入実績を基に、レッドハット社と「Red Hatアドバンストホスティングパートナー契約」を締結、2005年3月からRHELの無償提供を行っている。これは世界初となるサービスで、まさに業界をアッと言わせるものであった。

 RHELは安定性やセキュリティの高さでシステム管理者に人気が高いOSだが、これまで費用がかからなかったOSに関する年10万円のコストは、SOHOや小規模のレンタルサーバ利用者にはちょっとした負担だ。RHELの利用には、年間ライセンスを購入するか、同OSを提供している他の事業者の有償サービスを利用しなければならなかったことを考えると、無償提供によるユーザーメリットは、計り知れない。

 しかも、無償としながらも、ライセンス購入と同様にRed Hatのサポートがat+linkを通じて利用できるほか、RHNによる自動アップデートサービスも受けられるようにしているのだ。現在では、追随する他社も出てきているものの、あくまでもユーザー本位の立場でいち早く新しいサービスを提供するという同社の姿勢は、業界のリーダーたるに相応しいものであり、「価格以上の価値がある」とユーザー満足度の高さとして現れている。

 なお、at+linkのRHELベースのサーバ運用実績はすでに4,500台を超え、ヨーロッパ・アジアのNo.1。この豊富な実績はそのままスタッフの運用、サポート能力の裏づけとなっている。

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この記事の著者

木村 春生(キムラ シュンセイ)

コンピュータ・ニュース社(現BCN)記者を経て、フリーランス。主にIT分野におけるビジネス関連記事を寄稿。得意分野はサーバ/ストレージ、セキュリティ、BI(ビジネス・インテリジェンス)など。システム導入事例の取材が多い。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/09/21 12:00 https://markezine.jp/article/detail/1747

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