効果測定により、広がるFacebook広告の可能性
また、「オンラインと店舗、双方での効果測定に力を入れていく」と香川さんは語る。
「効果測定というのは、あるキャンペーンの効果を図るだけではなくて、将来のキャンペーンをより効果的にするためにも活用することができると考えている」(香川さん)

現在、Facebookは米データロジックスと連携し、実施している効果測定のサービスがある。そのサービスを小売業と自動車の業種へも広げることで、広告が店舗での購買行動へ与える影響を証明できるようになったという。加えて、自動車のようなブランドマーケティングにおいても、テレビ広告と同様にリーチとフリークエンシーに注目していけば、広告効果最大化の実現が証明できるようになる。
「THIS JOURNEY 1% FINISHED」
また「昨年は広告の使いやすさを追求し、広告を作成するプロセスをより簡単にした。デザインにおいてはまだまだ改良できる点がたくさんあると思っているので、今後も広告やレポーティングツールのUIのデザインを改善していく」とも香川さんは話す。
そして最後に「THIS JOURNEY 1% FINISHED」という言葉が紹介された。

「この旅はまだ1%終わっただけ。つまり、つながりによってオープンな世界をつくっていくというFacebookのビジョンを実現するには、まだまだ長い道のりだということだ。世界のマーケターの方々に、ビジネスの成長につながる最も効率的に成果を出せる広告商品の開発をしていきたい」と香川さんはビジョンを語り、話しを締めくくった。