ゼンリンデータコムは、ダイマーズラボとユーザーの行動分析をベースにした新規O2O事業への取り組みを開始した。両社は、2012年12月1日付で業務提携を結んでおり、取り組みとしては今回が初めて。
ダイマーズラボが提供する「Road+(ロードプラス)」の行動ログを、ゼンリンデータコムが保有する行動分析のノウハウを使用して解析する。「Road+」とは、毎日の移動・歩く距離に応じてポイントを獲得でき、それをお得なクーポンや、友達にプレゼントできるギフトに交換する事ができるアプリ。
これにより、ユーザーが普段行動しているエリアに合わせたクーポンの提供など、ユーザーの生活パターンに合わせた情報配信が可能に。位置情報連動型広告の最適化や、ターゲティングメールの配信など、ユーザーに対してより最適な情報を最適なタイミングで配信することができる。
また広告主は、行動分析を基にターゲットとなるユーザーに対してより正確なアプローチができ、効果的に広告を提供できる。
【関連記事】
・ゼンリンデータコム、中国現地企業と合弁会社設立~中国での位置情報関連サービス強化
・DNPなど、商品サンプルを活用した流通店舗向けO2Oサービス開始
・イオン、ソフトバンクのO2Oサービス「ウルトラ集客」導入
・DNP、アイディーズと小売向けO2Oサービス分野で協業
・O2O促進スマホアプリ「スマポ」、女性ユーザー増~女性向けショップ中心に参加店舗拡大