新しい検索エンジンのあり方を模索
ディスカッションの開始はパネラーの紹介を兼ねて、それぞれの検索エンジンのプレゼンを交えて紹介を行った。
きざしカンパニーの稲垣陽一は、評判検索(kizasi) について、「ブログで話題になっている『キーワード』に注目したサービスで、過去24時間にブログで多く書かれた言葉を拾い上げランキング付けし、それの変化を時系列に表示できることが特徴」と説明した。
Preferred Infrastructureの西川徹氏は、 連想検索(reflexa)について、「フリー百科事典のWikipediaがベースで、その情報を元にキーワード間の関連を学習し、言葉と言葉のつながりを元に、入力したキーワードと関連の深い単語を表示。表示されたキーワードをクリックしていくことで、関連キーワードを数珠つなぎで調べていくことができる」と語った。
オモロ検索(SAGOOL) の紹介は、チームラボの堺大輔氏と喜多慎弥氏が説明に立ち、「独自のアルゴリズム『オモロアルゴリズム』により、人の主観・興味を反映した検索結果を表示するもので、おもしろいものを探したり、よりディープ、コアな情報を見つけ出すためのエンジン」であると解説した。