Yandexサイト内対策
サイト内対策は多数ありますが、特徴的なものをピックアップしました。先にも述べたとおり、基本的にGoogle対策の知識が応用できます。
タイトルタグ
最重要タグの1つです。必ずページごと、オリジナルなタイトルタグを作成して重複を避け、タグの前方にキーワードを含ませるようにしましょう。なお、1つのタイトルタグに関し、1キーワード1回の使用が適切です。
URL構造
現在Googleでは、静的URL、動的URLのどちらでもあっても確実にインデックスされていれば、ランキングに違いが出るということはほとんどありません。しかし、Yandexは静的URLを好む傾向にあります。サイト構築時に、HTMLの書き出し方を検討しておきましょう。
動的URLとは、http://markezine.jp/user/regist/?ref=markezine.jp=regist のようにパラメータが含まれ、そのパラメータを読み込むことで「動的」にページを表示するものです。静的URLは http://markezine.jp/ のように、パラメータを含まない一般的なURLという理解で問題ありません。
ドメインにキーワードを挿入
ドメインにキーワードを埋め込むと高い効果があります。
例)www.health-insurance-company.ru
ただし、無闇にキーワードを埋め込むとブランドイメージを壊す恐れもあるので、使い方には気をつけましょう。
スニペット対策
Googleはメタタグからスニペットを引用する場合があり、メタタグの文章が簡潔にまとめられていれば効果的なスニペットとなります。一方、Yandexのスニペットはページをクロールして決定されることが多く、必ずしも適切な文章が挿入されない場合があります。
解決法は、キーワードの出現位置などを調整してテストしてみるしかありません。地味な作業ですが、検索に表示される文言の効果を最大限に高めるためには必要です。
キーワードの詰め込みすぎに注意
もちろんGoogleでも、コンテンツにキーワードを詰め込みすぎるとスパムとみなされる場合もありますが、リンクスパムに比べれば比較的寛容であるといえます。しかしながらYandexの場合、キーワードの詰め込みは厳しく評価します。
たとえばすべてのhタグに同一キーワードを入ると、スパムと見なされてしまう可能性もあります。最初は少なめにはじめて、徐々にキーワードの数を増やしていくのが望ましいでしょう。