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Global Search Engine Marketingを考える

いまさら聞けないGoogleハミングバードまとめ (後編) Author Rankに注目

 『海外SEO SEM』の著者・山岸ロハンさんが、グローバル視点でのサーチ・エンジン・マーケティングについて、その月注目のトピックスを取り上げます。今回は、Googleハミングバードについて深堀りします。

 前回は、ハミングバードアップデートのおさらいをしました。今回はもう少し、深堀りをしていきます。

ハミングバードにおけるリンク対策とは

 Googleのアップデートがあると、それに合わせてどのようにリンクを張らなければいけないのかという議論がよく出ます。

 しかしならが、前回の記事で述べたように、今回のハミングバードアップデートは、リンクの品質管理ではなく、ユーザーにとってより良質なコンテンツを見つけ出すためのものでした。

 このため、アップデートがあったからといってリンクの手法を変える必要はありません(今までのリンクがスパムリンクであれば話は別ですが)。

 むしろ、どのようなコンテンツがあれば、リンクを張ってもらったり、記事をシェアしてもらえるのかを考えることに注力すべきです。

Author Rank(オーサーランク)とハミングバードの関係

 SEO対策のテクニック的なところで言えば、Author Rankをチェックしておきましょう。

 Author Rankとは、Googleが行っているネット上の記事に対する著者の権威づけです。個人のGoogle+と記事を関連付けることによって、Googleの検索結果に著者の解説が表示されます。詳細は「Google 著者情報」をご確認ください。

 Author Rankは、そのコンテンツを誰が書いたかを特定するためのものです。1つ良質なコンテンツを書いていれば、他の記事も良質であろうと推測することができます。また、「著者」というものはリンクのように簡単にはねつ造できないため、指標としての価値が高くなると考えられます。

 良質なコンテンツを精査するために行われたハミングバードアップデート。Author Rankの位置づけは、今後ますます、Googleにおいて重要なものになっていくでしょう。

 SEOのテクニックとして活用するなら、Author Rankの高いライターや著者にOwned Mediaへの執筆協力を依頼するなどの施策も、視野に入れていくべきでしょう。

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この記事の著者

山岸 ロハン(ヤマギシ ロハン)

株式会社インフォキュービック・ジャパン 代表取締役1974年生まれ。留学のためアメリカに渡米しMinnesota State University, Mankatoを卒業。1998年より米国にて検索エンジンマーケティングに従事、SEO、リスティング広告のノウハウを習得。5年をかけて世界中に検索エンジンマーケ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/01/06 08:00 https://markezine.jp/article/detail/18947

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