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Global Search Engine Marketingを考える

いまさら聞けないGoogleハミングバードまとめ (後編) Author Rankに注目

ハミングバードを踏まえ、SEOについて企業が考えるべきこと

 今後、企業はSEO対策への指針をよりいっそう明確にすることが求められます。自社サイトを、ただアクセス数を稼ぐだけの集客チャンネルと考えるのか、それともユーザーにとって有益なコンテンツを積み重ねて資産とするのか。 

 今回のハミングバードアップデートでもわかるように、ユーザーにとって良質なコンテンツを積み重ねることが、次のSEO対策を制すると言えそうです。ならば次のステップは、コンテンツに投資するための予算をどのように捻出するかになってくるでしょう。

 例えば、現在リンクに投資しているSEO予算の一部を、毎月のコンテンツ作りに投資するということもありかもしれません。SEO担当者には、テクニックだけでなくコンテンツへの理解も求められるようになります。

 SEO技術担当、マーケティング担当、PR担当が一緒に机を並べて、自社サイトにおける良質なコンテンツとは何かを考えている未来は、遠くないことかもしれません。

ハミングバード対策まとめ

情報の基本原則に立ち返り、ユーザーが求めるコンテンツを提供する

 そもそも、ユーザーが求める情報を企業として提供できているかどうか。SEOとしてコンテンツを考えるのではなく、まず伝えるべきコンテンツを決めて、その上でSEOのエッセンスを加えるべき。

良質なコンテンツをどのようにPRするかを考える

 プレスリリース、オンラインコミュニティ、記事の投稿、ソーシャルメディア等、手法はさまざま。

ライター等のアウトソーシングを検討する

 社内でコンテンツ作成ができない場合は積極的に。その際、何について書くかは明確にしておく。

事前にキーワードリサーチを行う

 コンテンツを作る前に、まずはGoogleのキーワードプランナー等を作って事前にキーワードリサーチを行っておく。

SEOに関する投資配分を見直す

 今までは成果報酬(形のないもの)やリンクに関しての投資が多かった。今後は良質なコンテンツ作成の予算を確保して投資するべきである。

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この記事の著者

山岸 ロハン(ヤマギシ ロハン)

株式会社インフォキュービック・ジャパン 代表取締役

1974年生まれ。留学のためアメリカに渡米しMinnesota State University, Mankatoを卒業。1998年より米国にて検索エンジンマーケティングに従事、SEO、リスティング広告のノウハウを習得。5年をかけて世界中に検索エンジンマーケテ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/01/06 08:00 https://markezine.jp/article/detail/18947

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