MarkeZine(マーケジン)

記事種別

混沌とした世界を切り開く!チェンジメーカーを育てるデンマークの“カオスパイロット”訪問記

2013/07/23 08:00

 第1回では、デザイン思考とは何か?そしてその5つのステップについて解説しました。そして、デザイン思考はビジネスの解決策の開発に使えるということが特徴でしたね。第2回では、カオス(混沌)を乗りこなすパイロットを育てたいという思いからネーミングされたビジネススクール「カオスパイロット」をたずねた佐藤氏の訪問記を紹介します。(バックナンバーはこちら)

デザイン思考で有名なビジネススクール「カオスパイロット」

 カオス(混沌)を乗りこなすパイロットを育てたい。そんな思いが込められた名前を持つビジネススクールが北欧の地デンマークのカオスパイロットです。「新しいビジネス・デザインと社会的イノベーションのインターナショナル・スクール(International School of New Business Design & Social Innovation)」を標榜しています。

カオスパイロットのパンフレット

 この学校を一言で表すと「ビジネススクールxデザインスクール」。カオスパイロットの世界での評判を、まず見ておきましょう。

 ビジネスウイーク誌は、この学校を2007年の「ベスト・デザインスクール」に選出。斬新なトレンドを紹介することで有名なオランダのOde誌は、“とても風変わりな大学”と紹介しつつ「最もエキサイティングなビジネススクール」だと述べています。また、イノベーティブなビジネス誌として有名なアメリカのFast Company誌は、1996年のカオスパイロット開校の折に「ハーバードやウオートンといったビジネススクールのことは忘れよう。変化をマネジメントする新しいカリキュラムがデンマークで始まった」と書いています。

この特急列車に乗って、デンマーク第2の都市オーフスへ

 コペンハーゲン空港から特急で約3時間。デンマーク第2の都市オーフスに、そのビジネススクールはありました。1学年35名ほどで3年制ですので、全学で100名ちょっとの小じんまりとした学校です。市の中心部にほど近い、さほど大きくないビルに入っています。入口には、在校生たちの顔写真が並べられ、「ひとりひとりの個性」を大事にするこの学校を象徴的に表現。2階にはオープンテラスのスペースもあり、学生たちはここで語り合い議論を繰り広げます。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク

All contents copyright © 2006-2018 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5