クラウド型のコラボレーションツール「corabbit」は、会社やグループ、プロジェクトなどでファイルを共有できるほか、コメント機能を使ってグループ内でコミュニケーションをしたり、ファイルの履歴を自動で保存するなどさまざまな機能が利用できる。
少人数での利用やフリーランスの人に適した「Pro」と、大規模なプロジェクトや社内利用などの大人数に適し、メンバーのアクセス権限の管理なども行える「Team」のふたつがあり、いずれも無償版の「Free」を含むそれぞれ4つのプラン、計8プランでの提供となる。
機能面では、デザイナーやクリエーターとの画像やファイルの管理機能を充実。これまで、デザイナーがデザインの確認を行う際には、デザインした画像やレイアウトを一般的なファイル形式(JPG、GIF 等)へ書き出し、メール等で送信する必要があったが、corabbitのプレビュー機能を使えば、ファイルをアップロードするだけでプロジェクトメンバーへ確認したり、そのプレビューに対しコメントをつけることができる。
対応している画像形式は、JPG・GIF・PNGファイルだけではなく、有償版では、Adobe Photoshop(PSD)や Adobe Illustrator(AI)のファイル形式にも対応している。さらに、Windows用、Mac用のアプリケーションもベータ版として提供。これらのアプリケーションでは、プロジェクトごとにデスクトップ上のファイルやフォルダーと同期をとることができ、サイト上へログインすることなくcorabbit の機能を利用できる。
今回、KDDIウェブコミュニケーションズは、corabbitの提供開始に際し、クラウドワークス、ChatWork株式会社、ランサーズ各社と業務提携を締結。ビジネスツールにおいてシームレスな環境の実現を目指す。
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