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ソフトバンクとガンホー、フィンランドのゲーム会社スーパーセルを買収

 スーパーセルは、フィンランドを拠点にモバイル端末向けのゲーム事業を展開。ゲームアプリ「Clash of Clans」「Hay Day」を提供し、同2タイトルは、「App Store」のトップセールスランキングで137か国と96か国で1位を獲得。また、同社は2013年2月~8月の7か月間、「App Store」の「ゲーム」カテゴリにおける売上で世界1位となっている。

 米携帯電話事業会社スプリント・ネクステル・コーポレーションの買収を完了し、事業基盤を日本から米国へと拡大させたソフトバンク。スマートフォン向け「パズル&ドラゴンズ」が日本国内で1900万ダウンロードを突破し、北米・韓国でも100万ダウンロードを達成したガンホー・オンライン・エンターテイメント。

 両社はフィンランドに共同で設立する特別目的会社(SPC)を通じて、フィンランドを拠点にモバイル端末向けのゲーム事業を展開するSupercellの議決権付株式の51%を総額15.3億米ドル(約1,515億円)で取得することを決定。ソフトバンクが約12.24億米ドル(出資比率80%)、ガンホーが約3.06億米ドル(出資比率 20%)を間接的に出資し、共同で本取引における買収主体となる SPC(買収SPC)をフィンランドに設立する。

 これによって、スーパーセルはソフトバンクの子会社となる。またガンホーは買収SPC を持分法適用関連会社とするため、スーパーセルの損益を持分法にて取り込む。本取引後も、スーパーセルの本社はフィンランドのヘルシンキにとどまり、スーパーセルの現CEOであるイルッカ・パーナネン氏が、引き続き同社CEOを務める。

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2013/10/16 11:00 https://markezine.jp/article/detail/18676

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