米ダイレクトマーケティング協会(DMA)が主催する「DMA国際エコー賞(DMA International Echo Awards)」は、世界中のレスポンスマーケティング・キャンペーンの中から、戦略、創造性、業績のすぐれた企画を表彰するアワード。
今回、同アワードのブロンズ賞のビジネス・コンシューマーサービス部門で、キリンの「100万人でつくろう元気のうた」(エージェンシー:大広)が受賞。2012年3月6日にスタートしたこのキャンペーンは日本中から100万人の元気を集めてひとつの歌を作ることにチャレンジするというもので、元気な言葉、元気な歌声・映像・音などを特設サイトで募集。これらをもとに、ひとつの「元気な歌」を完成させた。
また、「究極のチーム賞(Ultimate Team Award)」のリーダーに、通信販売事業を専門にCRMコンサルティングを手掛けるダイレクトマーケティングゼロが選ばれた。表彰されたのは、リーダー賞を受賞したのは、立命館アジア太平洋大学の学生募集キャンペーンの企画制作。ダイレクトマーケティングゼロは、同作で2013年「全日本DM大賞」の銀賞を受賞している。
大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学は、アジアを中心に世界約100か国から学生が集まる日本初の国際大学。同キャンペーンでは、世界中から留学生を募集するため、FacebookやYouTubeなど、SNSとダイレクトメールを駆使。日本のカルチャーとして世界的に認知されている「マンガ」をクリエイティブに用いることで、ターゲットの囲い込みをねらった
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