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Yahoo!プロモーション広告をマンガで理解!(AD)

Yahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験「アドバンストコース」新設の狙い
【練習問題/限定キャンペーンつき】

 2010年4月にYahoo!リスティング広告 プロフェッショナル認定試験としてスタートしたYahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験(2013年1月29日に改名)が、このたびリニューアルした。試験開始から延べ4年目に突入したこの時期に、1種類だった試験を「ベーシック」「アドバンスト」の2種類に改訂。その背景や狙いを聞いた。さらに2P目以降には練習問題を用意しているので合わせて読んでいただきたい。

プロフェッショナルロゴはプロの証

 ── Yahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験をリニューアルされたと伺いました。MarkeZine読者であれば既に受験済みの方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単に概要を教えてください。

 その名のとおり、Yahoo!プロモーション広告に関する知識と運用力を、どのレベルで保有しているか確認するための試験です。Yahoo!プロモーション広告は、おかげ様でたくさんの方々にご利用頂いておりますが、習得度やご自身のレベルを計る機会がありませんでした。それらをチェックするためのツールの1つとして利用いただいております。

ヤフー株式会社 マーケティングソリューションカンパニー
マーケティング本部 マーケティング部
デマンドジェネレーション 稲原州吾氏
ヤフー株式会社 マーケティング部 デマンドジェネレーション 稲原州吾氏

 ── 確かに、知識レベルは可視化しにくいですからね。現在の受験者割合はどういった傾向になっているのでしょうか。

 最も割合が多いのは、Yahoo! JAPANの広告を扱っている代理店の方々ですが、その他、広告主、個人事業者の方々など、様々なジャンルの方に受験していただいております(参照:Yahoo!プロモーション広告プロフェショナル認定試験公式ページ)。試験で一定スコア以上(860点以上)を取られた方には、Yahoo! JAPANが認定するロゴを提供させていただいております。代理店の方々はそのロゴを名刺に刷り、プロフェッショナルな知識があることの証明としてもお使いいただいております。

プロフェッショナルロゴ
プロフェッショナルロゴ

アドバンストで“運用力”を評価

 ── 今回、プログラムの見直しということで、ベーシックとアドバンストという2種類の試験になりました。どう違うのでしょうか?

 まず、両者とも点数の構成は同じ1,000点満点です。860点以上をトップレベルと呼び、Yahoo! JAPANが認定するロゴをご提供する点数も同じです。違いは問題の内容ですね。ベーシックはその名のとおり基本的な知識を問うコースです。一方アドバンストは、知識に加え「運用力」を問うコースとなっております。

 ── なるほど。なぜこのタイミングでリニューアルを?

 近年、ネット広告領域においては、“広告枠を買う”という発想から“広告を運用し成果へ結びつける”という発想へのシフトが著しい状況です。リスティング広告やアドテクノロジープラットフォームを活用した広告手法全般を指す「運用型広告」という言葉も登場し、今後ますます運用の重要性が高まってくると感じております。当然Yahoo!プロモーション広告も運用力次第で広告効果にも差がでます。そういった背景から、運用力を評価する試験も必要となりアドバンストが作られました。

 ── 具体的にはどういった問題なのでしょうか?

 現場の実例を踏まえた問題を作成しています。例えば、Yahoo!プロモーション広告では、管理画面から広告効果をレポートで確認することができますが、そのレポート内容を利用した問題などがあります。男性のコンバージョンが多かった、かつ特定の傾向が見えたらどういった対応をすべきか、といった実践的な問題ですね。

 ── より実践的な内容の問題なのですね。

 おかげ様でYahoo!プロモーション広告のアカウント数は増加傾向です。言い変えれば、広告主様にとっては同じキーワードを入札する可能性がある競合が増えているといえ、ますます運用力が問われるようになると感じております。そういった状況の中で、アドバンストを自身の運用力のチェックやクライアント様から信頼を得るためのツールとして活用していただきたいと願っております。

 ── 今回、試験のリニューアルに際してキャンペーンをされるということですが、どのようなキャンペーンですか。

 通常、受験料は6,980円(税込)なのですが、今回は特別にMarkeZine専用のプロモーションコードをご用意させていただきました。プロモーションコード9桁を入力していただくと、3月末まで5,500円(税込)での受験が可能となります。全国にあるプロメトリックの試験会場(47都道府県約100箇所)で受験可能です。

 ── 最後に、受験を考えている方にメッセージをお願いします。

 Yahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験はYahoo!プロモーション広告に関するスキルチェックに最適な試験です。ベーシックは9月30日からはじまっており、アドバンストは11月29日から試験が開始されます。初めての方はもちろん、過去に受験済みですが有効期限が切れてしまった方なども、ぜひこの機会に受験いただきたいと願っております。

MarkeZine特別キャンペーン実施中
  • 概要:通常受験料金6.980円(税込)のところを5,500円(税込)でYahoo!プロモーション広告 プロフェショナル認定試験を受験できます。
  • プロモーションコード : Y20140331
  • 使用方法:下記の試験申し込みページからお申込みいただき「ベーシック」「アドバンスト」を選択しプロモーションコードを入力してください。
  • 試験申し込みURL
  • プロモーションコードの利用期間:2013年11月26日~2014年3月31日
  • 受験可能試験:ベーシック、アドバンスト共に利用可能
  • 受験料金:5,500円
  • 問い合わせ先:Yahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験事務局
    ( promotionalads-cp-program(at)mail.yahoo.co.jp )

練習問題に挑戦!

 ヤフー株式会社協力の元、練習問題を掲載します。腕試しだと思ってぜひチャレンジしてみてください!

ベーシック

問題1

 スポンサードサーチの最低入札価格はいくらか。次の中から正しいものを選べ。

回答
A) 1円
B) 9円
C) 50円
D) 100円

問題2

 スポンサードサーチの品質インデックスの、10段階で表示されるインジケーターは何をあらわすか。次の中から正しいものを選べ。

回答
A) 広告の品質を確認する目安
B) キーワードの品質を確認する目安
C) キャンペーンの品質を確認する目安
D) 広告グループの品質を確認する目安

問題3

 Yahoo!プロモーション広告において、次の場合、CVRはいくつか。広告費=6,000,000円、インプレッション数=30,000、クリック数=12,000、獲得会員数=360人。

回答
A) 12%
B) 5%
C) 3.33%
D) 3%

アドバンスト

問題1

 各種ターゲティングのレポート上で性別レポートを確認したところ「男性」と「不明」の獲得効率が高かった。コンバージョン単価は「男性」が低く「不明」が高かった場合のアクションとして最も適切なものはどれか。

回答
A.「男性」にターゲティングしたキャンペーンを追加する
B.性別でターゲティングしないキャンペーンの入札価格は低くする
C.「男性」にターゲティングしたキャンペーンを追加する。「男性」の入札価格は低くする
D.「男性」、「不明」にターゲティングしたキャンペーンを追加する。「不明」の入札価格は低くする

問題2

品質インデックスの低いキーワードの品質を向上させる方法として、適切なものは次のうちどれか。

回答
A.広告グループ名とキーワードの関連性を高める
B.入札単価を少しずつ上げて様子を見ていく
C.キーワードを削除してからもう一度追加し、再審査する
D.広告文を入れ替えてクリック率を高める

 

問題3

 デジカメを販売している広告主が、オンラインでの即時購入を考えているユーザーにのみ広告を掲載したい場合、広告グループのキーワードリストに含めるべきではないキーワードはどれか。

回答
A.「デジカメ 価格」、「デジカメ 比較」などの完全一致キーワード
B.「デジカメ 買う」、「デジカメ 購入」などのフレーズ一致キーワード
C.デジカメ、デジタルカメラなどの部分一致キーワード
D.デジカメの型番

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解答・解説編

ベーシック

【問題1とその解答・解説】

 スポンサードサーチの最低入札価格はいくらか。次の中から正しいものを選べ。

回答
A) 1円
B) 9円
C) 50円
D) 100円

正解:A

解説

 キーワードの入札価格は広告主様ご自身で設定できます。広告グループレベル、キーワードレベルで個別に入札価格の設定が可能で、入札価格は1円~9,999円で設定可能です。クリック課金型となりますので、1クリックされた場合に広告費用の適正価格を検討し設定していただきます。

【問題2とその解答・解説】

 スポンサードサーチの品質インデックスの、10段階で表示されるインジケーターは何をあらわすか。次の中から正しいものを選べ。

回答
A) 広告の品質を確認する目安
B) キーワードの品質を確認する目安
C) キャンペーンの品質を確認する目安
D) 広告グループの品質を確認する目安

正解:B

解説

 品質インデックスはキーワードの品質を表す指標で、複数の要素を加味して、広告やインターネットユーザーの検索クエリーに対するキーワードの関連性を算出します。10段階で評価され、一般に品質インデックスの値が高いと表示される広告の掲載順位は上がりやすく、クリック単価が低くなる傾向があります。品質インデックスは、キーワードによって広告が表示される可能性が生じるたびに計算され、キーワードの実際のクリック単価や掲載順位を決めます。

【問題3とその解答・解説】

 Yahoo!プロモーション広告において、次の場合、CVRはいくつか。広告費=6,000,000円、インプレッション数=30,000、クリック数=12,000、獲得会員数=360人。

回答
A) 12%
B) 5%
C) 3.33%
D) 3%

正解:D

解説

 CVRとはサイトへのアクセス数(=ページビュー)のうち、何割がコンバージョン(商品購入やサービス申し込みなどの、ウェブサイト上から獲得できる成果)に至るかの割合を示す指標となりますので、広告がクリックされた数を獲得会員数で割り戻して計算します。計算式:360÷12000=0.03

アドバンスト

【問題1とその解答・解説】

 各種ターゲティングのレポート上で性別レポートを確認したところ「男性」と「不明」の獲得効率が高かった。コンバージョン単価は「男性」が低く「不明」が高かった場合のアクションとして最も適切なものはどれか。

回答
A.「男性」にターゲティングしたキャンペーンを追加する
B.性別でターゲティングしないキャンペーンの入札価格は低くする
C.「男性」にターゲティングしたキャンペーンを追加する。「男性」の入札価格は低くする
D.「男性」、「不明」にターゲティングしたキャンペーンを追加する。「不明」の入札価格は低くする

正解:A

解説

 キャンペーンをいくつか作成し効果を確認しながら効率を高めていくのが基本となりますが、獲得効率の高い「男性」「不明」はキャンペーンを継続し、さらにコンバージョン単価が低い「男性」を追加し獲得数を高めていくことが望ましいです。重要なことはレポートを常に確認し獲得効率の高くコンバージョン単価が低いキャンペーンはどれか確認することになります。

【問題2とその解答・解説】

 品質インデックスの低いキーワードの品質を向上させる方法として、適切なものは次のうちどれか。

回答
A.広告グループ名とキーワードの関連性を高める
B.入札単価を少しずつ上げて様子を見ていく
C.キーワードを削除してからもう一度追加し、再審査する
D.広告文を入れ替えてクリック率を高める

正解:D

解説

 キーワードの品質は、クリック率、キーワード・広告・検索クエリーの関連性など、その他複数の要因によって決定されますがクリックされるかどうかは広告文に大きく左右されます。そのため、インターネットユーザーが広告をクリックしたくなるような広告文に見直しレポート上で確認することが重要となります。

【問題3とその解答・解説】

 デジカメを販売している広告主が、オンラインでの即時購入を考えているユーザーにのみ広告を掲載したい場合、広告グループのキーワードリストに含めるべきではないキーワードはどれか。

回答
A.「デジカメ 価格」、「デジカメ 比較」などの完全一致キーワード
B.「デジカメ 買う」、「デジカメ 購入」などのフレーズ一致キーワード
C.デジカメ、デジタルカメラなどの部分一致キーワード
D.デジカメの型番

正解:C

解説

 部分一致は登録キーワードの類義語や関連性のある検索キーワードに対しても、広告を表示しオンラインでの即時購入を考えているユーザー以外にも幅広くアプローチしてしまうため、Cは不正解となります。

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  • プロモーションコードの利用期間:2013年11月26日~2014年3月31日
  • 受験可能試験:ベーシック、アドバンスト共に利用可能
  • 受験料金:5,500円
  • 問い合わせ先:Yahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験事務局
    ( promotionalads-cp-program(at)mail.yahoo.co.jp )

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この記事の著者

大塚 笑可(オオツカ エミカ)

フリーライター。大阪府出身。法律業界から転身し、フリーライターに。社会系、IT系からファッションまで、幅広い分野で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2013/11/26 14:00 https://markezine.jp/article/detail/18819