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電通など、ケーブルテレビx地域情報配信サービスを展開

 電通及び電通テックは、フューチャーリンクネットワークと業務提携し、ケーブルテレビ用次世代セットトップボックス「ハイブリッドBox」に対応した地域情報配信アプリの開発を共同で行い、地域情報の配信サービスを展開していく。アプリの開発は2014年初頭が目標。

 「ハイブリッドBox」とは、放送と通信が連携した機能を搭載した次世代ケーブルテレビ受信用セットトップボックスの総称で、一般社団法人日本ケーブルラボが標準化したもの。家庭の中にあるスマートフォンやタブレットなどの情報端末と連携させ、ホームネットワークを構築できる。さらに、医療サービスの提供、安心安全のホームICTサービスの提供など、医療・福祉・安心安全の分野での利用も検討され、スマートコミュニティ事業の中核サービスとして注目されている。

 基本的な機能としては、コミュニティメディアであるケーブルテレビ局向けに地域商店のチラシ情報やお得なクーポン情報を配信するとともに、地元ニュースや天気、自治体や自治会からのお知らせなどを提供していく。

 将来的には、地方自治体やローカル局と地域専用ICカードによる通貨(ポイント)の運営、各種キャンペーンの地域別展開、モニターやサンプリングの募集など、地域住民や行政、スポンサー企業に多様なサービスを提供するハブとして広く活用できるものにしていく予定。

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2013/12/09 12:45 https://markezine.jp/article/detail/18981

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