吉本興業グループのよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、動画共有サービス「YouTube」の動画ネットワークである「MCN」(マルチチャンネルネットワーク)を活用し、発掘・育成プラットフォーム「OmO」を立ち上げた。プロ・アマ問わず自分の才能を動画で表現するクリエイター、タレントの発掘・育成を開始する。
「MCN」とは、複数のYouTubeチャンネルと提携し、一般にサービス、プログラムの作成、資金、相互プロモーション、パートナー管理、デジタル著作権管理、収益受け取り/販売、視聴者の獲得などの面で支援を提供する組織のこと。
同社はこれまで、タレントマネジメントのノウハウを基盤に、様々な媒体の台頭に合わせて最適な人材を発掘し世の中にコンテンツを発信してきた。現在では、スマートデバイスの急速な普及により、個人発信の多種多様のオンラインコンテンツが生まれており、同社おいても才能を持ったオンラインタレントやクリエイターを発掘・育成していきたいと考え、今回の取り組みに至った。
また、同社所属の芸人・タレントやスタッフにおいても、オンライン分野で活躍できる人材を本格的に育成するため、芸人・タレント養成学校「吉本総合芸能学院(NSC)」、スタッフ養成学校「よしもとクリエイティブ・カレッジ(YCC)」にて新規カリキュラムを導入していく。
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