リクルートライフスタイルが運営するジオ系アプリ「RecoCheck」は、「地球の歩き方 ニューヨーク」のコンテンツデータを搭載し、130以上の観光スポットの中から利用者の位置情報に応じたオススメ情報を配信する「ジオフェンシング」の実証実験を、1月7日より開始した。実施期間は3月31日まで。
ジオフェンシングとは、地図上にバーチャルなフェンスを設置し、「位置情報のマーケティング活用」の技術。GPS・Wifi・端末基地局・加速度センサーなどのスマートフォン内のセンサー類を駆使して、位置情報を検知し、特定のフェンスの中のユーザーに、リアルタイムに情報配信を行う。
「RecoCheck」は、友達同士で特定スポットのチェックインやオススメ情報を共有できるとともに、『ホットペッパー グルメ』『ホットペッパー ビューティー』のクーポン、『じゃらんnet』の口コミ情報・評価も表示可能な75,000件のクーポンと連携したジオ系アプリ。
本取り組みでは、ジオフェンスの位置は該当スポットの近隣などに設置し、「RecoCheck」アプリを起動していない利用者も、観光スポットの近くで認知・リマインドを受け取ることができる。この取り組みを通じて、「RecoCheck」利用者の実来訪数やジオフェンシングによる通知後の来訪率の検証を行う。
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