Mosaic Basic Report は、消費者セグメンテーションデータ「Experian Mosaic Japan」(※)を活用し、企業が保有する顧客データを優良顧客と苦手顧客に分類。顧客のペルソナ把握を手軽に実現し、新しい顧客開拓における基礎情報獲得に寄与する。また、顧客理解を通じたCRM施策にも活用できるものになっている。
「Mosaic Basic Report」は、Mosaic の中では最も基礎的な位置づけのレポート。Mosaicの既定データを活用し、優良顧客、育成・休眠顧客のプロファイルを作成。Mosaic特有の顧客の特性理解や、今後の戦略立案、施策実施における有効性や将来の可能性を確認し、より手軽に顧客のペルソナを把握することが可能となる
Mosaic Basic Reportは郵便番号をベースとした調査のため、顧客の状態を定点で観測し続けることができるため、顧客の育成を比較・検証することが容易になる。また、既定のデータ以外の内容を活用し、カスタマイズされた分析を行うこともできる。
※「Experian Mosaic」は25年前に英国で開発され、現在29か国、7億世帯、23億人以上の消費者を分類する消費者セグメンテーションデータ。ジオデモグラフィック(地理学的・人口統計学的)な分類方法で、居住地域の特性によって消費者を分類している。日本における最新版となる2010年度版は、新たなデータソースとして、所有している車のタイプ、保険、負債、オンライン上の行動、さらに震災や原発事故の影響も要素として含まれる。
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