カルチュア・コンビニエンス・クラブ エンタテインメント事業本部が、全国展開する「TSUTAYA」ならびに「蔦屋書店」のうち、書籍・雑誌を取り扱う「TSUTAYA BOOKS」(全国742店舗)の2013年1月から2013年12月までの全店舗の販売額が過去最高の1,130億円(前年比103%)となった。この額は同社調べで昨年同様、書店チェーンの販売額合計で国内最大となった。
その要因として、2003年より展開しているコーヒーを片手に本をじっくり選べる「BOOK&CAFE」スタイルが書籍・雑誌の購入を拡大させているほか、TカードによるDBマーケティングが本の品揃えの充実や読書のきっかけ作りの提供に繋がっている点が挙げられる。また、2011年以降に出店を進めている超大型店も好調に推移しており、2014年以降もさらに販売額は拡大する見込み。
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