サイバー・コミュニケーションズ(cci)が日本国内で展開している「OpenX Market Japan」は、複数のメディアの広告在庫を一元化した上でオープン化し、オンライン上で広告在庫の売買が可能になるアドエクスチェンジサービス。米国OpenX Technologiesとの提携により提供を開始し、2014年2月現在で月間130億インプレッションを超える広告在庫を取り扱っている。
今回「OpenX Market Japan」は、グーグルが運営する「DoubleClick Bid Manager」との接続を完了し、アドバタイジングドットコム・ジャパンが運営する「AdLearn Open Platform(AOP)」と近日接続する予定となっている。
また、cciが東南アジアで運営している「OpenX Market Southeast Asia」は、各国のローカルパートナーとの提携により、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、インドにおいて現地の媒体社から在庫提供を受けており、PC在庫を中心に規模を拡大。今後は、サービス名称を「OpenX Market APAC」に変更し、東南アジア圏のみならず、韓国、香港、台湾、オーストラリア、ニュージーランドへと領域を拡大するとともに、アドエクスチェンジサービスの啓蒙活動に取り組む。
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