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最短最速で繁盛店へ!ドロップシッピング超攻略講座

サイトは作ったがなぜか売れない人のための集客ノウハウ


主な集客方法

 集客が重要だということを説明しましたが、どうやって集客すればいいのかが皆さんの最大の関心事だと思います。

 既にある程度のアクセスがあるサイトを持っている方はそこからの集客も可能ですが、ほとんどの方が1から集客することになると思います。そこで、多くの人にサイトを見てもらうのはどのようにすればよいのかを具体的に説明していきます。

 サイトへの集客は主に検索エンジンから行います。検索エンジンでいかにお客様にサイトを見つけてもらうかが重要となります。検索エンジンで上位に表示させる方法と、OvertureやGoogle Adwordsなどの検索連動型広告に出稿して集客するという方法があります。

 メルマガやバナー広告といった純広でも集客することは可能ですが、媒体のユーザー特性と自分のサイトで取り扱っている商品があっているか、広告出稿先のユーザーがどの程度の購買意欲を持っているかなどを考えなくてはならず、費用対効果の予測が難しいです。赤字になってしまうことも多いので、メルマガやバナーでの広告は初心者の方には向いていません。

 メルマガやブログを自分ではじめて、そこから集客する方もいらっしゃるようですが、時間がかかりすぎるのであまりオススメできません。メルマガやブログはあくまでも店長の人柄を見せ、ショップの状況をお客様に伝え、親しみと安心感を持ってもらうための付随的なものと見ておくのがいいと思います。「メルマガやブログの読者があなたのファンになって買い物をしてくれる」ということは、よほど有名なメルマガやブログを既に運営している、運営者自身の知名度がすごく高い、リアルでの知り合いが読者になってくれて買い物してくれる、などの特殊な状況でないと難しいです。

実際にどういう方法で集客しているサイトが売れているのか

 実際に売れているサイトの集客方法を見ると、ほとんどのサイトが検索連動型広告に出稿して集客しています。SEOに取り組んでいるサイトも見かけますが、まだ検索連動型広告に出稿しているサイトが販売している流通額のほうがずっと多いです。商品名や複合キーワードなどのニッチなところを狙って検索連動型広告を出稿して、利益を出されている方が多いです。皆さん粗利の2~5割を使って広告を出し、運営をしているようです。

 検索連動型広告で稼いでいる方が多いといっても、広告を出せば誰でもいきなり利益が出るようになるわけではありません。やはり最初にやり方を覚えるまでは赤字になりがちですし、利益が出るようになったからといって放置していると、競合が増えて赤字になります。6回目と7回目で検索連動型広告の出稿の仕方について解説していきます。

 SEOをしているサイトでの流通額はまだ少ないと申し上げましたが、逆に少ないからこそチャンスがあります。この夏はホーリーソールズというサンダルが売れたのですが、ホーリーソールズという競合が少ないキーワードでSEOを行って上位表示させて、かなり売っている方が数名いらっしゃいました。

 SEOは検索連動型広告と比較すると、すぐに効果が現れないので途中で投げ出したくなることもあるかと思いますが、長期的な目標を立てて最初から取り組みましょう。小手先のSEOではなくしっかりとしたSEOを行い上位表示させることができれば、広告費なしで安定して収益をあげることができます。SEOに関しては次回説明しますので、サイトを作るときの参考にしてください。

 短期的な成果を検索連動型広告のニッチなキーワードであげつつ、長期的にはSEOである程度検索回数の多いキーワードで上位表示させるようにしてください。検索連動型広告とSEOを両方使いこなせるようになることが、ドロップシッピングで稼ぐためには必須です。次回から3回にわたって方法を説明していきますので、1つずつ確認しながら進めていきましょう。

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この記事の著者

毛塚 智彦(ケヅカ トモヒコ)

株式会社もしも 取締役 マーケティング最高責任者 早稲田大学理工学部経営システム工学科卒。 株式会社もしもにて、もしもドロップシッピングのマーケティングと新規事業を担当。得意分野はインターネットマーケティング。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/10/23 10:16 https://markezine.jp/article/detail/1958

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