W&S GroupのWorld Wide Systemは、4月2日より、東南アジアの市場(消費者)調査ができる、セルフ型ネットリサーチシステム「Direct HaiSurvey(ダイレクトハイサーベイ)」の提供を開始した。
昨今、従来のオフライン調査以外に、オンラインで早く、安く、データーを取得したいというニーズが高まっている。日本国内では、「調査会社の担当」を介さずにネットリサーチサービスが利用できる市場環境が整ってきたものの、東南アジアにおいては同様の仕組みが存在していなかった。そこで、W&S Groupは東南アジア初のセルフ型のネットリサーチシステム「Direct HaiSurvey」を開発するに至った。
「Direct HaiSurvey」では、アンケート画面の作成、ターゲットモニターの指定、サンプル割付、集計結果のダウンロードなどのシステムをベースにWEB定量調査の流れを自動化。また、回答者はパソコンだけではなく、タブレットやスマートフォンからも回答可能。
現在、アンケートモニターはインドネシア・ベトナム最大規模の約23万人を搭載。今後は、東南アジア全地域でのネットリサーチサービス提供をめざし、タイ・マレーシア・フィリピンと順次アンケートモニターを拡大してゆく予定。
【関連記事】
・mediba、東南アジア3か国に駐在所を新設
・楽天トラベル、東南アジア初の現地法人をシンガポールに開設
・東南アジアのスマートフォンOSシェアでiPhoneがAndroidを圧倒【AdMob調査】
・ネットマイル社、セルフ型ネットリサーチサービス「Ciao」
・ジャストシステム、セルフ型アンケートサービス「Fastask」の提供を開始