博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターが、2014年2月に実施した、全国スマートフォンユーザー1000人定期調査の結果を発表。スマートフォン保有者は前回(2013年11月)より2.9ptアップの58.1%。スマートフォンでの動画視聴経験は8割超、1日平均視聴は34分という結果が出た。また、今回の調査で、10~20代のスマートフォン保有率が8割を超え、スマートフォンの普及がさらに進んでいることが分かった。
同時に、スマートフォンでのオンライン動画(ワンセグ放送を除くインターネット経由のストリーミング動画)の視聴経験を調査したところ、全体の83.5.%が「視聴したことがある」と回答。10~20代では、9割以上が視聴経験ありという結果となった。
視聴頻度に関しては、「週に1日以上」が全体の51.2%と、過半数を超え、そのうち、「ほぼ毎日」の利用が25.0%にのぼることが判明した。また、視聴シーンは、ちょっとした時間での視聴が多く、最も多い視聴時間は「10分未満」。平均視聴時間も33.6分と短時間の傾向が見られた。
視聴動画の内容は、「音楽、アーティストのPVやライブ」が最も高く、「Youtubeの検索」から視聴する場合が、半数近くという結果が出ている。
【調査概要】
- 調査時期 : 2014年2月21-2月23日
- 調査地域 : 全国
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調査対象 : 高校生~69歳男女のスマートフォンユーザー1,000名
(保有率スクリーニング調査10,000名) - 調査方法 : インターネットアンケート調査
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