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電通九州と電通PRによる熊本県PRプロジェクト、 「世界のベストPRプログラム50選」に選出

 電通九州、電通パブリックリレーションズが取り組んだ熊本県のPRプロジェクト「くまモン ほっぺ紛失事件 キャンペーン」が、世界的なPR業界賞「グローバルSABREアワード」において「世界のベストPRプログラム50選」に選ばれた。選出されたキャンペーンは、熊本県のイメージカラーを赤としてブランディングし、同県の赤い農海産物などをプロモートするというもの。

 同アワードは、PR業界の情報プロバイダーであるホルムズグループが主催する賞で、全世界5,000件以上のエントリーから優れたプロジェクトを表彰するもの。SABREはSuperior Achievement in Branding, Reputation and Engagementの略で「ブランディング、レピュテーション、エンゲージメントにおける優れた業績」を意味する。50選のベストPRプログラムは、異なる50のカテゴリーで最優秀のものが1件ずつ選ばれる仕組み。熊本県のプロジェクトは「NON-CORPORATE ECONOMIC DEVELOPMENT(企業以外の組織・団体の経済発展)」の部門で世界のベストPRプロジェクトに選ばれた。

 アワードの主催者であるポール・ホルムズ氏は、同プロジェクトについて、「このようなクリエイティブなビッグアイデアを企業ではなく、地方自治体に対して提案し、実施するための承認を得られたということは素晴らしいことです」とコメントした。また、同キャンペーンの情報流通デザインをプランニングした電通PRのチーフPRプランナー 井口理氏は「クライアントとの信頼関係を起点とした電通九州チームのクリエイティブと、その情報拡散を最大化する我々PRチームが初期段階から融合できたことによる大きな成果と感じています」とコメントしている。

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2014/10/28 08:00 https://markezine.jp/article/detail/21259

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