マイクロアドは、2014年9月に日本国内に提供開始したオンラインメディアの広告収益の最大化を支援するSSP「MicroAd COMPASS(マイクロアド コンパス)」をベトナム、台湾、インドネシア、韓国に向け先行して提供を開始した。今後はAPAC全域へ拡大していく。
同社は、広告主向けにDSP「MicroAd BLADE」を、日本を含む中国、台湾、香港、シンガポール、インドネシア、ベトナム、インド、フィリピン、韓国の10か国で展開している。2012年10月に提供を開始し、2014年12月時点ではAPAC全域で1,300社を超える広告主が導入していいる。
APAC諸国ではDSPが普及する一方で、メディアの広告収益の最大化を実現するSSPについては欧米や日本に比べると未だに普及しておらず、ローカルのアドネットワーク企業の存在が大きい状況だ。そこで同社はSSPの参入の余地があると判断し、この度の展開に至った。
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