コアファンにはたまらない動画コンテンツ
「HISTORY」は、ワールドカップのコアファンに向けた過去のワールドカップのハイライト動画集です。動画の種類としては、大会の10分のハイライト動画が11本と、1分のトリビア動画が200本程度ありました。
1分の動画に関しては、選手別や年代別、国別といったカテゴリーに分けて、コンテンツ更新スケジュールを決めて、基本的には1週間に5本程度を継続的にアップしていきました。ワールドカップの事前から気持ちを盛り上げてもらうことを目的に提供しました。これはスポンサーであるソニーならではのコンテンツだと言えます。
「OFFICIAL ALBUM」は、ワールドカップオフィシャルアルバム「One Love,One Rhythm」発売に合わせたアーティストの関連動画を集めたコンテンツです。ピットブル、クラウディア・リーチ、ワイクリフ・ジョンなどアルバム参加アーティスト達の現地でのインタビューやMVメイキング映像などの動画コンテンツなどソニーでしか実現できないコンテンツを提供しました。アーティストのファンにとってはたまらないコンテンツになったと思います。

現地の熱狂を伝えるアンバサダーのコンテンツ
「FAN AMBASSADOR」は、パフォームメディアというスポーツメディア企業とのコラボレーションコンテンツです。ワールドカップに出場する11か国においてそれぞれアンバサダー(日本語では大使)を立てて、大会期間中にブラジルでの取材を実施してもらいました。
ちなみに日本ではサッカー解説者のセルジオ越後さんに立っていただきました。そうした取材内容をブログ記事や動画にしてもらい、それぞれのアンバサダーが持っているブログやソニーのWebサイト上やYouTubeなど様々なチャネルでアップしていきました。結果として2000以上のコンテンツが提供されましたが、実際に現地で取材をして記事にしているので、現地の熱狂や興奮が生の形で伝わるようなコンテンツとなりました。

「リアルタイム」を重視したコンテンツ
「ONE STADIUM LIVE」は、ワールドカップ関連のソーシャルメディア上のポストをリアルタイムにまとめた話題チェックツールです。ワールドカップに関するソーシャル上でのポストをリアルタイムで収集、独自のアルゴリズムによってそれらを自動的に分類して、リアルタイムに意味のある話題という形で表示するテクノロジードリブンなコンテンツでした。
ユーザー側から見ると、いつでもどこでもモバイルによって、なにがワールドカップで話題になっているのかを常にチェックできる便利ツールです。当然Twitterやまとめサイトでも話題は見ることができますが、話題ごとにまとまった情報をリアルタイムにチェックできるのは、このコンテンツだけだったと思います。これは、コンテンツというよりツールと呼んだ方がいいでしょう。
