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スマホ決済をより安全に、Visaと楽天が来年10月のルール変更へ向けて新EMVカードリーダー販売

2014/12/16 12:30

  今回販売を開始した「楽天スマートペイIC・磁気対応カードリーダー」(7,980円)は、ICカードとPIN入力による本人確認でスマートフォン決済ができる。店側がスマートフォンを決済端末として使用する際、ICチップの付いたクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードをPINパッドを備えたカードリーダー(写真)に挿入。認証は、Visaのルールに則り、サインではなく4桁の暗証番号を打ち込むことで完了する。

(1)接続方式 :Bluetooth接続(スマートフォン/EMV端末間のコードレス化を実現)(2)世界標準 : EMVレベル1、レベル2準拠、PCI PTS認定取得(3)高セキュリティ : 端末側にクレジットカード情報を残さない安全性に優れた設計(4)高速処理 : スマートフォン回線、Wifiの利用でクレジットカードの処理速度が1~2 秒

接続方式はBluetooth(スマートフォン/EMV端末間のコードレス化を実現)。
スマートフォン回線、Wifiの利用でクレジットカードの処理速度が1~2秒となっている。

  Visaは、偽造詐欺によるカード不正利用の削減を目指して、ICカード取引の国際標準規格(EMV)の日本市場での展開を推進している。「EMV」は、EuroPay(ユーロペイ)、MasterCard(マスターカード)、Visa(ビザ)の3社の頭文字をとったもので、3社が1994年に取り決めたICカードの国際標準規格。

 Visaは2015年10月、IC化対応を行っていない会社に対して、ライアビリティー(債務責任)を課すという「グローバルEMVライアビリテイシフトルール」の適用を、日本国内取引および全世界で予定している。これは、磁気ストライプ読み取り端末でICカードの偽造カードによる磁気取引が発生した場合、発生した不正被害損失については、原則としてカード発行業務を担うイシュアが、加盟店業務を担うアクワイアラに対して責任を問うことが可能になる。そのためIC端末を設置している加盟店は、偽造カードによる磁気取引を起因としたライアビリティーが発生した場合、アクワイアラによって保護される。

 楽天は今回の端末提供開始と同時に、日本瓦斯が「楽天スマートペイ IC・磁気対応カードリーダー」を、ニチガス営業全社員のスマートフォンに導入することで合意したと発表している。

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