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ゼロスタートが提示する、EC検索データ活用の可能性(AD)

広告とコマースの融合で、顧客にドンピシャの提案を/ゼロスタートが目論む、EC検索データ活用の展望

検索条件からレコメンド商品を考えるアルゴリズム

MZ:この製品を利用できるのは、ゼロスタートの検索システムを導入しているサイトに限られるのでしょうか。

山崎:いいえ。他社の検索エンジンでも検索クエリは取得できるので大丈夫です。弊社のシステムは検索自体ではなく、検索条件からどんな商品がいいか考えるところが本質です。「検索→出力」という他社の検索プロセスが、「検索→何の商品が良いか分析→出力」という形になります。そのため他社の検索エンジンを使われているお客様は、「Facebookには妙にツボをついた広告が出てくる。サイト内の検索結果よりも、Facebook広告のほうが欲しいものがレコメンドされてくる……」といった現象が起きてくるかもしれません。その場合は、ぜひ検索エンジン「ZERO ZONE SEARCH」を導入していただければと思います。またECに限らず、ブランドサイトにも活用の幅は広がっています。今や、実店舗で買い物をする時でさえ、ネットで商品情報をチェックしてから購入の判断を行うことが常識になりつつあるので、オフィシャルサイトでの商品検索が上手くいかなければ購入機会の損失につながってしまうのです。

MZ:これからも、様々な企業との提携が視野にあるかと思いますが、その指針は?

山崎:当面はこれまでと同様、検索データを使って、消費者にECサイトの外でも訴求をしていくというのが弊社の方向性です。メイクショップ社やブレインパッド社と提携したのも、弊社の検索データをより広い面で活用できるようにしたいという思いからでした。今回のアライドアーキテクツ社との連携によってさらに弾みが付きましたし、今後はまずは様々なアドネットワークとの提携を進めていき、最終的にはプラットフォームをつくっていきたい。消費者のオンライン上の行動データやECサイトでの購買データを蓄積・分析して、未来の行動を予測して広告を出せるような世界を実現していきたいですね。

検索条件からユーザーの意図をくみ取る世界を実現する

山崎:また、今後弊社の取り組みと融合させたいと思っているのが、昨今注目が高まっているAIやディープラーニング。今は画像認識やIoTでの活用が注目されていますが、現地点でECで活用しようとしている人はほとんどいないでしょう。だからこそ、取り組むには今がチャンスだと思っています。

 ゼロスタートと他社の商品検索システムの根本的な違いは、「行動予測」です。例えば、「水」と検索すると、その文字列が入っているからといって、化粧水や撥水マットをヒットさせるような検索は、ある意味では正確ではありますが、ユーザーにとって最適な提案ではないわけです。ユーザーの要求に応えるには、「水」という文字が入っていなくても、気を利かせてクリスタルガイザーやボルヴィックを提案できなければならない。弊社が目指しているのは、このようなユーザーが入力した検索条件から意図をくみ取る検索です。

 たとえ入力した条件が間違っていても、結果を0件にするのではなくて、気を利かせて結果を出す。また忠実に検索すると在庫切れになる場合は、代わりの商品を提案する。さらには新機種が発表された時期に、ユーザーが入力した商品の型番が一世代古いものだった場合に、検索結果に最新機種のものも表示して提案したり。それを実現するために、AIやディープラーニングの技術を活かすことができると考えています。

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消費者の購買思考を「予測」する

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この記事の著者

東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター
出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/07/01 11:00 https://markezine.jp/article/detail/22609

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