「駅すぱあと」を運営するヴァル研究所は、ジオロジックが提供するエリアマーケティングのための地理情報データベース「ジオゲノム」を元に、全国の鉄道駅の属性をまとめたデータ「駅ゲノム」の販売を開始する。
駅ゲノムは、同社の持つ駅情報と「ジオゲノム」の情報を組み合わせて分析し、各駅にどのような利用者がいるのかを提供するもの。「子育てマイホーム」「中高年ファミリーの持ち家高級住宅街」など36のクラスターが割り当てられた住所から、2km圏内の駅を算出。最寄駅と定義し、全国の駅に対してクラスターを割り当てている。
駅ゲノムを活用することで、「ファミリー向けの交通広告を出すならどの駅がよいか」「A駅の店舗にはどのような商品を仕入れればよいか」などの、エリアプロモーション活動や仕入れ戦略が容易になる。
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