ニールセンは、デジタル広告の視聴者の共感度を測定し、ブランディング効果の最適化を支援するNielsen Digital Brand Effect(ニールセン デジタルブランドエフェクト)の機能強化を発表した。具体的には、「広告掲載面別ブランドリフト」指標が追加された。
これにより、「ブランドリフト」指標の掲載スペース単位でのブランディング効果をリアルタイムに確認することができ、キャンペーンにおけるデジタル広告のブランディング貢献度を媒体別、掲載スペース別に把握し、キャンペーン期間中に広告のブランディング効果の最適化を動的に行うことが可能となる。
また、同社は分析プロセスの簡易化を目的とした「バルクアップロードツール」を新たに提供する。Microsoft Excelで作成したデータを、ニールセン デジタルブランドエフェクトのユーザーインターフェースにアップロードすることで、掲載面単位のデータやクリエイティブのデータの名称変更やグループ作成などを簡単に実現可能なため、分析作業の効率化が期待できる。
【関連記事】
・デジタル広告にTV視聴率と同様のGRP指標を/「ニールセン デジタル広告視聴率」日本導入へ
・ニールセンとインテージ、合弁会社設立へ
・コンテンツマーケティングに取り組む企業は83%/課題は「効果指標がない」【グルーバー調査】
・フリークアウトとマクロミルが協業~保有するデータ活用し、新たな広告効果測定指標の研究開発へ
・ネット利用の70%はスマホ/ECはサービスによってPC利用が多いものも【ニールセン調査】