リクルートホールディングスの事業育成機関である「Media Technology Lab.」は、アパレル店員と顧客を繋ぐショッピングコミュニケーションツール『dood(デュード)』をリリースした。
これまで、店員は服のコーディネートや洋服に関する知恵を豊富に持っている一方、多くの顧客が店頭での接客を避けたり、一度きりの接客で終わってしまうという機会損失が店舗で起きている。そこで同社は一度接客した顧客との間でコミュニケーションを行うことで、来店促進できないかと考え、同ツールの開発に至った。
同ツールは、店舗スタッフから顧客への招待制になっており、一度対面した店員と顧客との間でのみ商品紹介などの情報を、チャット形式でやり取りできる。また店舗側も、各店員が持つ顧客数やコミュニケーションの内容が把握できるので、このデータをもとに適切な店員配置や接客業務の改善に活かすことができる。現在同ツールは、iOS版アプリで提供が開始されている。
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