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「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

その公約、タトゥーで彫れますか?立候補者に選挙公約の真剣度を問う驚愕プロモーション


 選挙の度に、候補者が掲げる公約に対して抱いてしまう不信感。共感できる人も多いのでは?「じゃあ、無かった事にできなくしようぜ!」と声をあげたのは、カナダのタトゥーショップでした。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

キャンペーン概要

 時期:2015年
 国名:カナダ
 企業/ブランド:その他サービス業
 業種:MTL Tattoo

「志を持ってんだったら、できるよね?」

 『タトゥーと選挙公約は永遠だ!』と謳うカナダのタトゥーショップ、MTLのユニークなキャンペーンをご紹介します。

 選挙シーズンを迎えたカナダでは、候補者たちが「2020年までに1300万件の新規雇用を創出します!」、「一日15ドルで利用できる保育施設を100万か所新設します!」など、壮大な選挙公約を掲げて、今日も来る投票日に向けて街頭演説を繰り広げています。

 そんな候補者の演説に有権者の大勢が思うこと、それは「この選挙公約、当選後はもちろん約束を果たしてくれますよね?」「選挙に勝つためだけのもので、当選したら忘れてしまったということにはならないですよね?」というもの。

 今回MTLタトゥーショップが、“選挙公約の信憑性”を試すために候補者向けに用意したのが、選挙公約をタトゥーで刻むというキャンペーンです。

 タトゥーは一度施したら基本的に永遠に消すことができないため、タトゥーにした選挙公約は当選後も当然体に残り、「そんな公約したっけ?」と決してとぼけることはできず、永遠に真摯に公約に取り組むことができる者の証になると呼びかけているものです。

 “選挙公約タトゥー”は無料で、選挙当日まで受け付けているといいます。永遠に消えることがないタトゥーで選挙公約の永久性を誓わせるという、何ともユニークなPR企画でした。

動画はこちら

 

先週の紹介キャンペーン

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 記事転載元:AdGang

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山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

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MarkeZine(マーケジン)
2016/03/11 20:25 https://markezine.jp/article/detail/23320

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