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モバイル戦国時代を制覇する!mobidec2007詳細レポート

Google Android、iPhone、モバイルSNS…キーマン投票で未来予測!1年後のモバイル業界


Q11 サイトのプロモーションで最も効果的なものは?

 「キャリアの力はやはり大きい」として、池田氏が「キャリアのメニューの順位」に投票した以外は、全員が「アフィリエイト」を支持した。また、「費用対効果」となると「キャリアのメニューの順位」のほか「SEO対策」という声も上がったが、いずれも「時間が経って競争時代になると効果が薄れる」と評価され、結果として「新規サイトが急に上位に来ることは難しく、地道にアフィリエイトで効果を積み上げることが必要」という結論となった。それに加えて、テレビなどの従来媒体の効果もまだまだ高いと評価された。

Q12 勝手サイトでのびるカテゴリは何か?

 一番のびそうなカテゴリという質問では、SNSが圧勝。しかし、3つ選ぶとなると、ほぼ全員が「ゲーム」「SNS」「動画」で一致した。一定の若年層を中心に普及した感がありつつも、まだまだ成熟期を迎えるという意味で期待が高まる「ゲーム」「SNS」と、気配を見せつつもなかなかブレイクしない「動画」。

 しかし、端末の進化とともに急成長するのではないかという期待値の高さが順位の違いとして現れた。「オリンピックやサッカーなどスポーツイベントなどのきっかけがあれば、加速するのではないか」(杉山氏)という意見も聞かれた。

Q13 公式サイトでのびるカテゴリは何か?

 全体的にコミックに対する関心が高いことが見られた。「電車の中でこれだけコミックが読まれている日本で普及しない方が不自然。ビューワーの進化とともに、モバイルで読む人が増えるのではないか」(小野氏)、「現在公式サイトの二大コンテンツである音楽とゲームに続き、すきま時間を埋めるに適当なコミックも同じくらいまで普及する可能性が高い」(守安氏)。

 また、「Docomo以外普及していない『着せ替え』がAUやsoftbankでも普及する」(池田氏)、「派手さはないが、より本格的なコンテンツとなることで高額化するなど、『占い』がのびている実感がある」(杉山氏)といったコミック以外のカテゴリにも、コンテンツの魅力次第でさまざまな可能性があることが述べられた。

ユニークな質問も飛び出し、会場は盛り上がった。

次のページ
Q14 公式サイトと勝手サイトはどちらがのびるか?

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/12/17 13:29 https://markezine.jp/article/detail/2340

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