SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

モバイル活用の最新情報をお届け!D2C出張版

スマホアプリ23カテゴリーを利用される曜日×時間帯で8つに分類、ユーザーの利用動向を調べてみた

 スマートフォンは多くの時間を共に過ごす「相棒」ともいえるツール。そんなスマホにインストールされたアプリを利用時間と曜日で分類したら、人々がいつ頃・何をしているのかが見えてきました。この連載は、マーケティングにおけるモバイル・タブレット活用情報をお伝えする「D2Cスマイル出張版」です。

「いつも手元にあるもの」といえば?

 「24時間365日30cm以内」 さて、これは何でしょうか?

 携帯電話やスマートフォンなどモバイルデバイスの特性を、私たちD2Cではこう表現してきました。人々の生活に密着しているスマートフォン。朝起きてから寝るまでどのようなタイミングでどのようにスマートフォンを利用しているのでしょう? 今回は、ビデオリサーチインタラクティブ社が無料で提供している「Apps HEATMAP」のデータから、そのヒントを探ってみたいと思います。

 まずは「Apps HEATMAP」の説明をしておきますね。これは、アプリカテゴリ別にアプリの起動ログを「曜日×時間帯」で集計し、その大小関係を濃淡で表したものです(※ビデオリサーチインタラクティブ社Apps HEATMAPサイトの説明より引用)。以下の様な図で表現され、濃い色の曜日×時間帯ほど、そのカテゴリーのアプリが活発に使われていることを示しています。

例:「通信」カテゴリのヒートマップ
例:「通信」カテゴリのヒートマップ

 ビデオリサーチインタラクティブ社の説明によると、日本全国のAndroidスマートフォンユーザー約6万人の実際のアプリの起動ログに基づき、GooglePlayストアのアプリのカテゴリーに準拠したカテゴリー単位で、集計されているとのことです(詳細はこちらをご確認ください)。ちなみに各カテゴリーには、以下の様なアプリが含まれていると考えられます。

各カテゴリーに該当するアプリのイメージ
各カテゴリーに該当するアプリのイメージ(クリックで拡大できます)

 今回は、どのタイミングでどのようなアプリが利用されているかを探るため、計23のアプリカテゴリー別のHEATMAPを並べ、以下の観点から分類してみました。

  • 平日と休日で利用傾向に違いがあるか
  • 利用が活発になる曜日×時間帯はどこか

 なお、今回は2015年7月のデータを活用しました(記事執筆時点では最新版として2015年8月のデータがアップされていましたが、より平常時に近いと思われるデータとしてこちらを採用しました)。また、提供されている21個のアプリカテゴリーのデータと、ゲームの中では起動回数が多い「パズル」「カジュアル」の2つのサブカテゴリーをピックアップしました。

23カテゴリーのアプリを曜日×時間帯別に分類

 調査の結果、ザックリと以下の8つに分類できるのではないかと考えます(この分類は、ヒートマップ上の濃淡を目視で確認したものです。厳密なものではありませんので、ご了承くださいね)。

  1. 基本パターン(使えるときはいつでも型)
  2. 平日朝型
  3. 平日昼型
  4. 平日朝&全日夜型
  5. 休日型
  6. 全日昼型
  7. 全日夜型
  8. 分散型

 次のページから、それぞれ、どのようなカテゴリーが当てはまるか想像しながら、みていきましょう。

この連載は?
本連載はマーケティングにおけるデジタル活用情報を伝えるウェブメディア、「D2Cスマイル」の記事を、MarkeZine向けに再編集した出張版です。出典元はこちらです。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
8つのタイプ別にみるユーザ動向

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
モバイル活用の最新情報をお届け!D2C出張版連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

D2Cスマイル編集部(ディーツーシー スマイル ヘンシュウブ)

 株式会社D2Cが運営する、デジタルマーケティングの総合オピニオンサイトです。D2Cの多岐に渡る事業担当者の知見を元に情報発信を行っています。D2Cスマイルはこちら

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2015/12/01 08:00 https://markezine.jp/article/detail/23475

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング