グローバルで動画プラットフォーム事業を展開するアンルーリー(Unruly)は、同社が提供するソーシャル動画アナリティクスツール「Unruly Analytics」で取得したデータを元に、FacebookとYouTube上の動画広告のシェア数ランキング(Twitter、Facebook、blogsphereでシェアされた数)を発表した(対象期間:2015年1月1日~2015年11月19日)。これまでは動画広告の指標には主に動画視聴数が活用されてきたが、視聴者による能動的なアクションを測定する指標としてシェア数が新たに注目されている。
2015年の動画広告シェアランキング(日本編)トップ10
トップ3にランクインしたのは、資生堂、ウォルト・ディズニー・スタジオ、そしてNTT DOCOMO。ソーシャルでは短い動画が好まれるような印象を持っていたが、3位以上の動画はいずれも60秒を超えており、コンテンツが良質であれば長編のものでもユーザーに受け入れられるようだ。
1位:資生堂 High School Girl? メーク女子高生のヒミツ
シェア数237,729/視聴再生数7,858,789/動画の長さ148秒
2位:ウォルト・ディズニー・スタジオ 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編2
シェア数143,406/視聴再生数11,369,025/動画の長さ113秒
3位:NTT DOCOMO 「3秒クッキング 爆速餃子」篇
シェア数130,674/視聴再生数5,937,024/動画の長さ98秒
4位:au 金太郎が、鬼退治に!?
シェア数66,139/視聴再生数3,429,343/動画の長さ60秒
5位はNikkeiの紙の上に自由に線を引くと、電子回路に早変わりする不思議なペンを東大発ベンチャーが開発。電子工作が一気に身近になっています(シェア数64,837/視聴再生数1,595,774/動画の長さ194秒)、6位はAtlusのペルソナ5 PV#01(シェア数49,683/視聴再生数3,231,879/動画の長さ169秒)、7位はトヨタ自動車のG's Baseball Party(シェア数43,868/視聴再生数8,731,137/動画の長さ152秒)、8位はAUの【ついに鬼ちゃん登場!!】(シェア数38,588/視聴再生数2,582,095/動画の長さ30秒)、9位はANAのANA『STAR WARS プロジェクト』始動☆(シェア数36,382/視聴再生数373,431/動画の長さ116秒)、10位もANAの~ダンスコンテスト開催中☆~(シェア数30,755/視聴再生数641,120/動画の長さ39秒)となった。