ロケーションベースマーケティングサービスを提供する米xAdは、日本法人「エックスアド・ジャパン合同会社」(以下、xAdジャパン)によるサービス展開を本格的に開始することを発表した。
モバイルデバイスの普及に伴い、位置情報などのビッグデータに基づく分析が近年グローバルで注目を集めている。米国市場においてロケーションを使用するアプリの数は2019年までに3倍になると予想され(※1)、日本市場においても、ロケーションを使うアプリの使用頻度が2014年において前年度比+14%を記録する(※2)など、位置情報が消費者の行動をつかむ大きな手掛かりとなりつつある。
xAdジャパンは特許技術に裏付けされたリアルタイム位置情報分析テクノロジーを駆使し、日本のマーケティング業界において「ロケーション」というマーケティングカテゴリーを確立することに注力する。
同社は、セルフサービスでの運用が可能なマーケティングプラットフォーム「MarketPlace」を近く提供開始する予定。
※1:BIA Kelsey Sep 2014 Mobile Forecast(2014)
※2:“2015 Study of Mobile Phone Use" Communications and Information Network Association of Japan(2015)
【xAdジャパンの概要】
社名:エックスアド・ジャパン合同会社
所在地:東京都千代田区永田町 2-17-17 アイオス永田町412号
事業内容:ロケーション広告テクノロジーの提供
設立時期:2015年6月1日
【関連記事】
・電通、位置と嗜好に応じた情報配信でスマホユーザーを実店舗へ送客
・ フリークアウトとPubMatic、位置情報を利用したPMPのサービス連携を開始~O2Oマーケに貢献
・DAC、Near社のロケーションデータプラットフォームと連携を開始~スマホアプリの位置情報活用へ
・ベクトル、アドインテと業務提携~位置情報に基づいた動画コンテンツ配信へ
・サイバーエージェント、ユーザーの実店舗への来訪促進の最大化を図る広告配信サービス提供開始