博報堂アイ・スタジオは、近年注目の集まっている人工知能技術を取り入れ、新たなクリエイティブ表現を模索する「Creative AI 研究所」を新設した。
ディープラーニングの登場をきっかけに、IT業界をはじめとした様々な企業が積極的に研究成果をサービスとして還元しはじめている。博報堂アイ・スタジオも、2013年度よりクリエイティブテクノロジー部を中心に同領域で研究開発を重ね、業務実績やプロトタイピングを作ってきた。
今後、言語処理、画像処理、音声処理などの分野における研究開発の成果を取り入れるとともに、人工知能の定義を「人の機能をコンピューターが代替・強化するための技術全般」と広義にとらえ、より深いクリエイティブ表現に活用することで、クライアント企業のブランディングに寄与する生活者とのエンゲージメントを創出する狙いだ。
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