楽天は8月29日、フリーマーケットアプリ「ラクマ」に商品を出品する際に、入力が必要な商品のカテゴリーを、登録された画像から判別しユーザーに提案する機能「もしコレ!」の提供を開始した。
同機能により、商品画像に適合する可能性が高いカテゴリーが最大5つ表示され、推奨カテゴリーを参考にすることで、より短時間で簡単に出品することができる。
画像の判別には、楽天技術研究所が開発した画像認識技術を使用。ディープラーニング(深層学習)を活用し、これまで「ラクマ」に蓄積されてきた商品画像データとカテゴリー分類の紐付けデータから推奨カテゴリーを決定していく。また今後、さらにデータを蓄積し、ユーザーの利用状況に合わせて改善していくことで、精度を高めていく。
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