SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ゲームアプリへのテレビ広告出稿額は2年間で1.7倍に~App Annieと電通、共同調査を実施

 App Annie(アップアニー)と電通は、日本のゲームアプリのテレビ広告に関する調査(第2回)を実施した。ビデオリサーチ、電通およびApp Annieのデータをもとに、ゲームアプリのテレビ広告への支出額の推移や、ダウンロード数や収益へ与える影響などを調査した。

 エンゲージメントが高く、アプリ内課金に積極的な日本のモバイルゲームプレイヤーはパブリッシャーにとって魅力的だが、2015年のモバイルゲーム収益のうち約90%は日本のパブリッシャーが上げたものであった。しかし、海外の企業にも、ローカライズと認知度を重視した施策を展開することでチャンスはある。

 その一つの解が、成長中のアプリにとって重要なユーザー獲得手段であるテレビ広告だ。日本では、新作および比較的古いゲームの潜在的なプレイヤーを再エンゲージするチャネルとして利用されることも少なくない。その裏付けとして、ゲームアプリへのテレビ広告出稿額(関東、関西、名古屋3地域の合計)は2013年から2015年の2年間で1.7倍に増加しており、日本のゲームアプリ市場においてテレビ広告の重要度が増すと同時に、テレビ広告はゲームパブリッシャーが認知度を確立するツールとして重要度を増している。

 また日本では一般的に、テレビ広告キャンペーンを開始してから1か月以内はダウンロード数の方が収益より増加幅が大きく、収益の増加幅約25%に対してダウンロード数の増加幅は約225%近くに達している。比較的古いゲームでは、ユーザーの再エンゲージメントにおいてテレビ広告が非常に重要な役割を果たしている。日本のモバイルゲーム市場に参入してから少し時間が経ったPuzzle & DragonsやMonster Strikeのようなゲームはまだ、テレビ広告を活用し、収益を上げ続けている。

【関連記事】
10代のスマホユーザーの約4割が「スマホでテレビ視聴」経験あり【ジャストシステム調査】
J:COMとメディアジーン、WEBとテレビを連動させた新たな動画広告商品を発売
フジテレビ、SVODサービス「FODプレミアム」を開始
テレビで、webで、オトクが貯まる! HAROiD、共通ポイントサービス「CHARiN」を開始
2015年度、1,671社がPCへ動画広告を出稿/テレビCMの出稿量多い企業が併用【VRI調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2016/09/16 12:30 https://markezine.jp/article/detail/25218

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング