SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

USEN、映画投資ファンドを解散

 USENは、1月22日に行われた取締役会で、子会社であるUD第1号投資事業有限責任組合の解散を決定した。UD第1号投資事業有限責任組合は、総合コンテンツファンドとして2006年1月に設立。ファンド規模は300億円を上限とし、USENが109.5 億円(36.5%)、子会社であるギャガ・コミュニケーションズが30 億円(10%)を、また大和証券グループが150 億円(50.0%)をそれぞれ上限として出資するとしていた。

 これらの資金をもとに、無料ブロードバンド放送サービス「GyaO」およびギャガ・コミュニケーションズ向けのオリジナル製作コンテンツ拡充を目的として、映画製作や海外での投資製作を行っていく予定だった。2年間の間に数本の映画やアニメなどに投資を行ったが目立った成果は得られず、今後のコンテンツ調達方法を検討した結果、有限責任組合員の全員一致の同意があったことにより解散を決定したという。最終的に発表された出資金の総額は60億円だった。

 日本国内では、映画ファンドとして、「やじきた道中 てれすこ」「オリヲン座からの招待状」「蟲師」などに出資したジャパン・デジタル・コンテンツ信託の「シネマ信託」や松竹の「忍-SHINOBI」の製作のために設立された「忍-SHINOBIファンド匿名組合」などがあるが、興行成績によっては元本割れするものも出ている。

【関連リンク】
映画データベースIMDbが、自主制作映画支援ビジネス「Withoutabox」を買収
エンタメ潮流コラム「邦画の復活の理由とは」
総額30億円のネットベンチャー支援ファンド「BIGLOBEファンド」設立
セカンドライフ内に投資ファンド設立、賞金総額50万リンデンドルのコンテストを開催
cciとUSEN、大阪エリア限定でネットと街頭ビジョンにCM配信

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/01/23 15:42 https://markezine.jp/article/detail/2531

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング